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動物愛護への疑問 前編

昨今、とうとう「動物愛 " 誤 " 」と揶揄されるようになってしまいました。
私は動物好きです。

それでも、最近?の活動家たちの言動には、疑問を感じることが多々あります。

今回のテーマは、前編・後編に分けることにしました。

【 Twitterの反応に疑問 】

以前、犬の殺処分に関するツイートが流れてきました。
もちろん痛ましい気持ちになるものでした。
たまごっちじゃあるまいし、飼う前によく検討すべきですし、責任を持てないなら飼うべきではないと思います。
ペット問題はまた複雑ですし、今回の本筋とは関係ないので、省略します。

私が嫌悪感を抱いたのは、そのツイートへのリプ欄です。

「誰か助けてあげて」
「引き取れる誰かに届け!」

「誰か」なんです。
誰 1 人、手を挙げません。動きません。
これが引用 RT であれば、拡散の意図を感じますが、リプなのです。

そこから感じるのは、「カワイソウと思う自分」への自己陶酔……いや、自己泥酔です。

この嫌悪感、活動家にも共通するものなのです。

【 活動家に不足していそうなもの 】

古い動画ですが、この動画を見てビックリしました。

1 番ビックリしたのは、出演している女性活動家の「研究のための飼育なら、今飼育されている動物で十分」と言い放った点です。
完全にバカにした感じで。鼻で笑いながら。見下すように。なんと不愉快な人間でしょう。
未だに毎年のように新種の生物が発見されていることを知らないのでしょうか?
ニホンカモシカをシカだと思っていそうな知識不足を感じます。
また、「何かをするにはお金がかかる」という現実を知らないのか……そういう団体の活動資金はどっかから湧いて出るんですかね?
……アッ……💡

何より、この女性活動家からは、動物への敬意を全く感じないんですよね。
動物園がダメでネコを飼うのはいいとかいう理屈もわかりませんし。

こういった「根拠のない全知全能感」がとかく鼻につくし、そういったエゴが環境破壊などに繋がっているのではないでしょうか?

ついでに、「女性は共感力が強い」とか聞きますが、この方見てると嘘……というかただの個体差だなと思いますね。
少っしも共感する気ないし、話も聞いてませんもんね。

【 透けて見えるもの 】

他にも例を挙げればキリはありません。
北日本のヒグマ。
馬を使う神事や競走馬。

馬を例にしましょう。
その後死んでしまうような神事ならば、さすがに見直す必要はあったと思います。
動物愛の観点から言えば、「競走馬なんかカワイソウ!廃止!」ということらしいです。
現在、地球上には、純粋な野生のウマは存在しません。
動物愛護活動家の方なら当然御崎馬やマスタングはご存じに決まっていますが、あれらは野生ではなく、野良です。
野良ウマです。
さらに、これも動物愛護活動家の方なら常識だと思いますが、シマウマはどちらかと言えばロバに近いです。
つまり、「 ( 家畜としての ) ウマの飼育をやめろ!」というのは、「ウマは絶滅しろ!」と言っているに等しいです。
「そんなこと言ってない」ではありません。
「そういうことになる」のです。

つまり、事実も知らなければ知識も行動力もないのに、一時の「カワイソウ」という感情のみで大声で喚いているに過ぎないのです。

守りたいもののことを大して知らないのに、どうやって守るんですか?


それ、なんのアピールですか??


承認欲求を満たすために、動物を利用しないでいただきたいです。
そういう方に、「動物愛護」の看板を掲げないでほしいです。

以上
前編はこの辺で。

ありがとうございました!

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