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「私的アート思考」が伝えたいこと。

絵.cocoroさんのインタビュー

noteの相互フォローがきっかけでお知り合いになれた絵.cocoroさんに、先日アーティストインタビューをしていただきました。

「アートと心を見るブログ」というコンセプトで運営されている絵.cocoroさん。
運営者のMOTOさんはアート鑑賞を軸として、主体的に物事を思考するための様々なヒントを発信されていて、ご自身が運営されているブログとともにnoteでも発信されています。

私もMOTOさんと同じような価値観を持っていて、それを元に「私的アート思考」というマガジンを書いているので、MOTOさんのnoteを発見したとき、このような方がいるんだなという驚きと嬉しさを感じました。

MOTOさんはアートを鑑賞するという視点から、私はアートを作るという視点からそれらについて書いているので表現は異なるのですが、伝えたい方向性はとても近いものなので、オンラインでお話できてとても楽しかったです!

noteを始めて約一年。
このような繋がりを持つことができ、noteを始めてみて本当によかったなと感じています。

「私的アート思考」が伝えたいこと

こちらのインタビュー記事でも語らせていただいているのですが、「私的アート思考」が一番伝えたいことは「自分の視点をもつ」ことの重要性についてです。
私は自分が作品制作を繰り返し行う中で得たアート思考と呼ばれる思考プロセス
【物事を観察する→物事を感じる・捉える→自己表現をする】
が、人生の様々な場面で自分の心を整え、感情をコントロールすることに大変役立ってきたという実感を持っています。
そして、この思考プロセスを鍛えることができるという点が、アートを学ぶ一番の理由ではないのか?という考えに至りました。

私たちは成長段階のある時点から、自己表現することから少しずつ切り離されていく教育システムの中で生きてきたと思います。
自己表現というのは主体性と深く結びついているので、そこがおざなりになると、だんだん自分自身が本当に好きなことや、やりたいことが分からなくなり、外側の評価軸に沿って生きることが正解と思ってしまうのです。
アートというのはそういった価値観とは真逆の、「私はこう思う」という思考を徹底的に深めて行為に結びつけるという、非常に主体的な創造行為であると私は思います。

私はマガジンで、私がこれまでの人生を通して様々なアート的な価値観に触れ、自分のアート思考を筋トレのように少しずつ鍛えながら、人生のいろいろな出来事に対処していった事例を元に、「自分の視点をもつこと」が具体的にどのように役立つのか?ということや、それが日々に彩をもたらしてくれるということについて、分かりやすくお伝えできたらいいなと思っています。

とは言え、長くなりそうなのです。

はい。そのような意図を持っているのですが、いざ書き始めてみたらエピソードがそれなりにあるということに気づきました…
現在、高校生時代を振り返っているのですが、ここから美大受験が始まり予備校生時代、美大生時代と話が続く予定で、なかなか濃い話も多くなりそうです。
インタビュー内で語っている東日本大震災のエピソードがゴール地点になるのかな?と思っていますが、そこに辿り着くまでまだまだかかりそうですので、今回のインタビュー記事のお知らせと共に、結論を先に提示させていただきました。

すべての子どもは生まれながらにしてアーティストだ。

これはピカソの有名な言葉ですが、この後に
「問題は、大人になってもアーティストでいられるかどうかだ。」
と、続きます。
トップの画像は4歳の娘が描いた絵なのですが、こんな風にのびのびとした自由な輝く感性を、親である私が阻害しないようにしなければ!と日々感じています。

誰しもが生まれながら有していた創造性を思い出せるように。
そしてその創造性を使って人生を自分らしく生きていけるように。
そんな後押しになるようなマガジンを綴っていきたいと思います。

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