今回はランニング歴のない46歳のおじさんが約1年で初フルマラソンサブ3に挑戦する話です。

1．ランニング歴

ランニング歴はゼロで、学生時代も陸上部ではありません。
その他運動歴で言えば、30歳からロードバイクには乗っていて心肺機能はそこそこ鍛えられていると思い込んでいる素人です。

２．なんで走ろうと思ったのか

前々から自転車乗って運動をしてはいるものの、同じエンデュランス系の競技をやってるトライアスリートやランナーに比べて、人としての貧弱さを感じていたのと、17年もやっている自転車での成長に限界を感じていたのもあって、気分転換くらいの軽い感覚で走り始めました。

３．前半戦：2022年11月～2023年4月

まずはシューズ、時計、ウェアも買わずにとりあえず走り始める。
最初はスマホのStravaを起動して5kmを30分以上かけて、ゼェーハァーしながらなんとか走りきる。次の日は関節が痛くてロボットのような状態で2、3日過ごして、治ってきたらまた走る。それを繰り返してなんとか走る習慣をつけていくような感じ。ペースとか関係なく出来るだけ走れる距離を伸ばしていこうとするが、とにかくいろんなところに痛みが出て怪我→回復を繰り返していた。

そんな感じで継続していき、4月までの走行距離は以下のような推移。

自転車の合間にやっているせいもあって、なかなか距離は伸びない。
ただ、そもそも痛み(怪我)-回復の繰り返しだから、時間があってもあまり変わらないと思われる。それでも少しづつは走れるようになっているので、モチベーション維持のために、初レースとして4月のハーフマラソンにエントリー。

４．初ハーフマラソン

ハーフマラソンに向けての練習と言っても週2,3回好き勝手なペースで10km程度走るだけで、メニューなどは考えずにただただ5:00/kmくらいのペースでジョグを続ける。走っている最中にだんだん身体が温まってくると、結果的にビルドアップになっているときもあるが、最初からビルドアップ走をやろうと思って走っているわけではなく、好きなペースで走っていたらそうなっていただけ。結局15km以上走ったことのない状況で本番を迎える。

Tokyoランナーズトライアル　ハーフマラソン
リザルト・・・1:28:54(4:13/km)

どフラットで平坦な河川敷を往復するコースに、4:15/kmのペーサーもついていたので、そこに無心で付いて走った。淡々と一定ペースで我慢するのは割と得意なようで、我慢し続けて粘って一定ペースでゴール。最後はかなりペーサーさんに励まされてギリギリの状態でした。正直、今まで走ったことのない距離を、走ったことのないペースで走りきれた理由は良く分からない。。。

ここから9月末までは自転車シーズンに突入して、5～9月の5カ月間でトータル走行距離は100kmほどで、9月末に自転車レースが終わったところからランニングを再開する。

つづく…