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エアコンのケミカルウォッシュをした

シンガポールでエアコンの「ケミカルウォッシュ」をした件を記録しておきます。

シンガポールは常夏で一年中温暖で湿潤な気候です。すべての部屋でエアコンは欠かせず、重要な設備なので政府も住宅で3か月に1度のエアコン清掃を義務付けているほどです。エアコン清掃業者もたくさんあります。たいていは安い業者を見つけて必要台数分x4回の1年契約をすることになります。

3か月ごとの清掃では、たいてい掃除機で汚れやほこりを取り除いてもらう作業で、それとは別にケミカルウォッシュというのは業者さんにとってのプレミアムサービスかつ高いサービスです。普段の清掃では業者さんは、追加注文を催促するため、”このエアコンもうこんなに汚れているよ、これはケミカルウォッシュをしないともう駄目だよー”と毎度お決まりのセールストークをしてきますが、それは依頼側もほぼお決まりのように”いやー次回考えるよー”と体よく断るのです。

さて、では何故そんなプレミアムサービスのケミカルウォッシュをすることになったかと言えば。。。

シンガポールでは、たいてい毎日エアコンを使っておりますが、常夏とは言えやはり僅かに季節があり、12月ー1月は雨期の傾向で、普段は雨が降ったとしても20-30分のざっとしたスコールでまた強い日差しになりますが、珍しく1日中雨が降ったりして気温も低めになります。

12月からの低温で我が家では寝室でずっとエアコンを使用していませんでした。ところが2月にもなると、すでに日中はカンカン照りで夜も暑い日が続くようになったので、久しぶりに寝るときにエアコンを点けることにしました。

すると、夫のくしゃみが止まらなくなってしまったのです。1日目は風邪かなと思いましたが、2日目は冷房をした寝室に入ってからくしゃみが出るようなったので、調べてみると、エアコンのカビなどでアレルギー症状が出ることがあるようです。夫のくしゃみは連続でまさしくアレルギー反応のような感じで、カビの住処には寝室のベッドや枕、併設されている浴室、床置きのラック、壁など、いろいろとカビの発信源として疑えることはありますが、まずはエアコンを掃除してもらうに至りました。数週間前の1月中旬に普通の清掃は済ませたばかりだったので、清潔のはずだと思いたいところでしたが、アレルギーが出るかもしれない冷房を点ける訳にもいかず、ただ夜も暑くなってくるので急いで業者を探しました。

最初に電話したところは普段の清掃を依頼しているHeven Engineeringさん。電話してみると1台あたりSG170ドル。急いでいたのでオッケー予約する、と予約はしたものの、夫に高くない?!と言われてネットで調べてみるとケミカルウォッシュの相場はSG130-180ドルと出てきました。かなりハイエンド側の値段だったので、改めて日本人のブログに出てきたSDエアコンさんに聞いてみました。

SDエアコンさんでは、普段の清掃契約していないけどオプションで1台だけやるならSG90ドル(+GST)で、しかもさっそく本日中にできるとのこと!お願いしますーと来てもらったのです。

2人組で来てくださり、作業中はエアコンの周りにビニールをかぶせたり、床に覆いをして汚れが散らないようにしつつ、浴室のトイレにバキュームで吸い込んだカスを流してくれていました。若干いつもより強力なバキュームの音がした気がします。ケミカルウォッシュはいったい何を使うのかと思いましたが、臭いとしてはよくショッピングモールなどの床拭きなどでかぐ洗剤のにおいに近く、マジックリンなどをだいぶ重くした臭いなものの、意外と普通の清掃用洗剤なのではないかという気もします。夕方の4:20-4:50分の30分作業でGST込みでSG96.3ドルでした(キャッシュかPayLahで代金を受け取ってくれる)。清掃後1時間はエアコンを掛けといてください、と言われて作業終了。

SDエアコンさんの領収書フォーマットは「SDエアコン」とカタカナ表記ですし、ホームページも断然日本語なので日本人慣れしているのかも知れません。2人組のお兄さんたちも丁寧で最後にお辞儀していったところで、もう普段の清掃もこちらに乗り換えようかなと思いました。。。

どうかエアコンのカビなどがなくなってアレルギー症状がでませんようにと願いながら、ケミカルウォッシュの作業自体はさっさと済んでとても助かりました。

やはり特に高温多湿なシンガポールでは、普段使わなかったとしてもまめに送風などをしないと、カビなどが発生してしまうのだなと反省。次回の雨期や使わない時期は気を付けようと思います。

追記:無事夫のくしゃみが止まりました!きれいな空気がありがたいです。

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