年をとるにつれて感動しなくなるのはなぜ?

最近確実に若い頃より、確実に何かを見たり体験をしたときの感情が揺れ動く体験ができなくなってきている気がする。

いわゆる感動体験をしずらくなってきた。

つまり、ドーパミン的な「楽しい!」と感じることが減ってきたように思う。

これはほんとに悲しい。

これではいけないと思い、感情が体験の薄れについて少し調べてみた。

参考にしたのが以下の2つの本。(同じ著者の本です)

■感情は前頭葉が司っている

感情は前頭葉が司っており、前頭葉が20代をピークとして前頭葉の機能は低下していくようである。

つまり、前頭葉を失うと感情を失う(ロボット状態)状態に近くなってしまうようです。

前頭葉を失うとロボットのようになってしまうという有名な事例として、"人類史上最悪の手術"と言われるロボトミー手術がある。

精神疾患を抱える患者に対して、前頭葉の一部を切除したところ、ロボットのように無気力になり、完全な植物状態になる人まで現れたそう。

■感情は20代をピークに老化していく

感情をコントロールする前頭葉の機能は20代をピークに老化していくようである。

前頭葉は脳の中で最も遅いタイミングで成熟して、もっとも早い時期から衰えていく。

そして、前頭葉が老化することにより感情が老化していく。

■前頭葉を鍛えることが感情の老化を防ぐ

とは言え、前頭葉を鍛えれば感情の老化を抑えることができるようです。

前頭葉を鍛えるために行いたいことで重要だと感じたことを紹介する。

◎白黒つけずにグレーでも良しとする

1つの考えに固執することで思考停止し、頑固になっていく。
思考停止せずにそのときどきの考えを受け入れつつ、グレーなことあいまいな状態でも良しとする。

◎なにごとも実験する

新しいことを体験して、実験的な視点を持つ。
人は予測不能なことに対して感情が動く。
ルーティンワークを避けて新しいことに挑戦する。

◎人とつながる

他人と接して人を思いやることは 、感情を働かせる。つまり、前頭葉を働かせることに繋がる。

◎アウトプットを心がける

インプットしたことを自分で「加工」して、そのケースに適した形にすることが前頭葉を動かすことになる。
インプットしたらアウトプットする。


さいごに

ずっと子供心をもって新鮮な気持ちでなんでも感動できるような、子供のような大人でいたいですね。

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