旅行などの日程を、お盆や年末年始、ゴールデンウィークなどに合わせるとあらゆる料金が高騰していてびっくりすることがあります。
飛行機などの交通費やホテル代とともに地域のレンタカー代や駐車料金までも高騰します。需給のバランスで上がったり下がったりしますが、忙しいシーズンは当然上がります。これはなにも旅行に限ったことではなく、引っ越しにもあてはまります。

新年度を控えた三月四月は一年のなかでもっとも引っ越しの多い季節です。進学、就職、転勤など人の移動があると住居の移動もあるのです。九月も企業の転勤シーズンで、引っ越しの多い月と言われています。
これはいわゆる繁忙期というシーズンで、入退去が増えるとともに引っ越し業者さんは大忙しになります。

繁忙期は値引きなどの集客（の為の）サービスを行わなくても、どんどん予約が埋まっていきます。一日に何件も回り、引っ越しトラックや社員さんアルバイトさんの充分な確保も難しく、引っ越し料金は三月週末の場合だと閑散期の2倍に跳ね上がるなんていうこともあります。
高い料金を覚悟しても、うかうかしていればいざ自分の入居予定日に予約が取れないなんて大惨事もあり得ます。そうなってくるともうお金の問題ではなくなってしまいます。
※繁忙期には早めの予約を！

逆に言えば、閑散期には集客（の為の）サービスをしてでも予定を埋めたいと引っ越し会社は考えています。
引っ越しに欠かせない設備（倉庫や車両など）は毎月の固定費も大きく、繁忙期以外の月にも予定を入れなくては会社が回っていきません。駐車場に駐めたままでも経費がかかってしまうので、値引きしてでも稼働させたいというのが会社としての本音でしょう。

閑散期といわれるのは「一月」「六月」「十一月」「十二月」

11月-翌年1月までは年末年始も絡んでおりそれどころでない。6月は新年度の引っ越し期が終わったばかり+梅雨のため雨天も多いので敬遠されるといわれています。
もし料金のことだけを考えるなら、この閑散期の平日の仏滅を狙うと良いでしょう。
夏休みやその他大型連休などは、数日かけて引っ越し時のごたごたをまとめて処理できるので割りと人気があります。繁忙期ではないとはいえ、予約が集まります。

新年度の繁忙期に入居者が決まらなかった物件は、それ以降の閑散期で家賃が下がるケースもあるようなので、時間に余裕がある方は焦らずに繁忙期を外した方が良いでしょう。
家賃は住んでいる間はずっと発生するので、2000円下がっただけでも年間では24000円、4年で96000円も変わってきます。

旅行も引っ越しも閑散期しか勝たん、というわけです。

それでは！

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