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セルビア旅行(出張のついで) part 2

日本からドイツ、ドイツからセルビアと個人手配特有のデタラメな旅程を組んでいます。
サラリーマンじゃこんな危なっかしい旅程は組めないだろうということで、これも独立のメリットかと思う今日この頃。
せっかくセルビアという日本人には馴染みのない国にきたのだから、感想文を書こうと思います。

飛行機 名古屋(NGO)→成田(NRT)
飛行機 成田(NRT)→ドイツ・フランクフルト(FRA)
電車 ドイツ・フランクフルト(FRA)→ドイツ・ケルン
電車 ドイツ・ケルン→ドイツ・デュッセルドルフ(DUS)

飛行機 ドイツ・デュッセルドルフ(DUS)→セルビア・ベオグラード(BEG)
飛行機 セルビア・ベオグラード(BEG)→カタール・ドーハ(DOH)
飛行機 カタール・ドーハ(DOH)→成田(NRT)
電車 成田(NRT)→自宅


ホテルで朝食を

時差は8時間程度ありますが、ヨーロッパにきて1週間経つと時差ボケもほぼありません。
1日のはじまりは朝食から。
元気に朝食をいただけそうです。
おしゃれホテルに併設されているレストランでいただきます。

ホテルのレストラン

セルビア語はまったく読めないので、英語のメニューをみてeggって書いてあったのでこちらをチョイス。
朝から卵3個はなかなかヘビーです。
どうでもいいですが、ドリンクはホットラテです。
この日本人には到底理解できない組み合わせがたまりません。

朝ごはん

友をたよって

ノヴィ・ベオグラードという場所に位置する友達のご自宅にお邪魔しました。
ご飯をご馳走になり、もてなしていただきました。
お母様が元気でなによりです。

友達とサバ川あたりを散策します。
川の音と人々からの生活音が交わり、なんかイイですね。
水上にはレストランが並んでいて、夜はナウなヤングが集まりそうな雰囲気です。
ただ、サバ川は汚いです。

サバ川に浮かぶ水上レストラン

ベオグラード中心街から郊外を眺めて

日付かわって快晴!
ベオグラードの街中を観光のためにまわります。

ベオグラード市内には、トロリーバスと10年前の新車が走ります。
写真の赤い色の乗り物がトロリーバスです。
こち亀でしかみたことありません、トロリーバス。
架線から給電しながら走るんですが、給電のフック(?)がおもしろい動きをしてみていて飽きません。
たまに止まっていましたがが、友曰く「ふつう」だそうです。
文化の違いがたまりません。

ベオグラード市内から郊外へむけて

聖マルコ聖堂

日本人、41歳、おっさんがベオグラード観光をします。
なんといっても情報が少ないのでネット頼りになります。
ドイツではフリーで使えたahamoもセルビアでは圏外。
ということで前日に友達に現地SIMをセットしてもらいました。
500円ぐらいです。
下調べゼロですのでネットがないと観光ができません。

電波のありがたさを享受しながらgoogle mapに教えてもらった聖マルコ聖堂にいってみました。

写真は聖マルコ大聖堂です。
セルビア正教会の聖堂とのことです。
白いレンガと茶色の目地がなんか新鮮ですね。
建物内部は撮影禁止で写真を撮っていないのですが、素敵です。
ぜひこの目でご確認ください!

聖マルコ大聖堂

聖サワ大聖堂

つづいて聖サワ大聖堂にいきました。
世界最大の正教会の大聖堂らしいです。
見識がないので言葉に困りますが、天井がなんかロシアっぽいですね。

聖サワ大聖堂をパシャリ。
休日ということもあり、人が多いこと多いこと。
おっさんが一人で写真撮影するにはなかなかきついです。

聖サワ大聖堂

聖サワ大聖堂は内部の写真撮影はOKのようです。
金ピカです。
天井高もさることながらこの色使いがすごいです。
実物は写真では伝わらない荘厳さがあります。

聖サワ大聖堂の内部

聖サワ大聖堂の天井は、金色に青のコントラストがとても映えています。
この配色センス、自然光の取り込み、すてきです。

聖サワ大聖堂の天井

ベオグラードの中心地あたり

ショッピング通りとでもいうのかなんというのか。
そんな場所も徘徊してみました。

勝手にセルビアの原宿と思っているのですが、愛知県民にはそもそも原宿がよくわかっていません。
ZARAやH&Mやこれはどこいっても同じですね。

ショッピング通り的な道路

スタバもありましたが、フラペチーノはどこいっても同じ味です。
ご当地タンブラーを妻から探してこいと命令されて探しにきましたが、
「セルビア」
って書いてあるものは見つからなかったので撤退。

セルビアのスタバ

ドナウ川とサバ川の合流地点

日本人にはたぶん馴染みのあるドナウ川。
美しき青きドナウ、ってやつですね。
セルビアにもドナウ川が流れています。
ただ、少なくとも青くはありませんでした。
サバ川が降水の影響か濁ってました。
ヨーロッパ大陸って感じでついつい眺めてしまいました。

ドナウ川とサバ川の合流

ベオグラード要塞

観光地として名所であるベオグラード要塞にも足を運びました。
川は交易の拠点となりますんで、こういった要塞も必要になるんでしょうね。

こちらはサバ川から撮影した聖ルジツァ教会です。
歩いてベオグラード要塞に入っていくことになると思いますので、これを見るのに結構奥に入ってかないとみられません。
中に入れるらしかったのですが、よくわからず断念・・・

聖ルジツァ教会

工事中のベオグラード要塞。
よくわかりませんが足場が組まれてました。

ベオグラード要塞近くから撮影

遠くからみるとたしかに要塞然としています。

ベオグラード要塞

近代的な兵器がなんで飾られているのかわかりませんが、置いてありました。
なんなんでしょうね、これ。

ベオグラード要塞の兵器庫?

NATO空爆地 TV局

個人的にみたかったのが実はNATO空爆の史跡だったりします。
旧ユーゴスラビアになぜNATOが進軍したのか、幼少期にはまったくわかりませんでした。
ただただこわかった記憶があります。
日本もいつこんな状態になるのか。
そんなことを考えていました。

こちらはTV局を空爆されたものをそのまま残しているようです。
武力による戦争ってこわいな、と改めて思わされました。

「経済的な戦争やってんじゃん」
って気づいたのは最近です。
そんなに人は変わらないんですね。

NATO空爆史跡

ここまでのまとめ

ベオグラードに入り、友達に会い、当社ホームページについて打合せ、そしてついでに観光をする。
目的だったNATO空爆の史跡もみれたし満足満足!
と思って帰国後に写真をセルビア人の友達にみせたらこんか会話になりました。

友達「NATOの空爆の建物はそこもあるけど、そこじゃないよ(英語)」
私「え?」
友達「アパートの空爆史跡が有名でみるならそこだよ(英語)」
私「え?」
友達「またおいでよ」
私「はい」

ということで一番の目的地を間違えていたようです。
またセルビアに遊びにいけるように仕事をいれないといけませんね。
こうした仕事のモチベーションもありかもしれません。
実際はオンラインでほとんど事足りちゃいますが・・・

次回は中東を経由しての帰国編です。

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