尿管結石の思い出

夏に汗かきすぎて尿管結石になった思い出を綴ります。こんばんはmath405です。

ある夏の午後、突然おしっこがコーラのような色になりました。一瞬あせりましたが、その日は一時的なものだろうと思って放置していました。

その夜あたりからですかね。左腰の内側あたりに違和感を感じるようになったのは。テニスボールを患部にに押し当てると気持ちよくてそのまま寝てました。

翌日またおしっこがコーラのような色に。これはさすがにあかんと思い、近くのボロい内科に行って尿検査したらなんと潜血反応が3プラス!!

お医者さんには「なんだろねー。一応細胞検査するから来週またおいでよ」と言われその日は帰宅。

細胞、、??なんかこえー響きだなと思いながら3日くらい経った夜、左腰の違和感が痛みに変わっていきました。内側から疼くような痛みでしたね。体勢を変えても痛みは和らがないし、男性にしか分からないかもですが○玉をぶつけた時の痛みに似てる感じでした。それがずっと続くような地獄です。テニスボールを患部に押し当てながら寝ればちょっと痛みは誤魔化されたので、その夜はなんとか越えましたが

翌朝、痛みはピークに達し、救急車。

緊急外来みたいなとこで熊みたいな先生に「尿管結石かもなー!!とりあえず痛み止めするよ!」若い女の看護師さんに坐薬をすごい奥まで突っ込まれて、ッアーーーーー!!

MRI撮ったら尿管にキラリと光る石が発見されました。

そこから3日間入院したんだけど、石の大きさが5mmだったので、薬で溶かすこともできるけど、自然に出した方がいいんじゃない?って言われました。どれくらいかかるのか聞いたら1ヶ月だと!!

そして尿管にある時が一番痛いんだってさ。

尿管ていうのは腎臓と膀胱の間の管のことです。狭い通路を石がぐいぐい通るからそりゃ痛いよね。膀胱までいけば、膀胱は痛覚ないらしいので後はおしっこと一緒に流れてくるのを待つだけ。

1ヶ月は長かったです。時折くる痛みにおびえながらボルタレン(坐薬)を常備して、お水をとにかくいっぱい飲んでジャンプしたり走ったり階段上り下りしたりしました。

そしてちょうど1ヶ月後くらいに膀胱がムズムズし始めたんですよ。なんとなくわかるんです。そこにいるのが。そろそろだなと思って、トイレにザルを用意しながらおしっこしてました。

ついにその瞬間が訪れました。

まるで射精するような感覚でした。尿道を一気に何かが駆け抜けていくのが分かり、ザルで見事にキャッチ。

私を散々苦しめた小さな小さな石。

今はコレクションケースに入れて大切に保管してあります。

しかしまた5年以内に再発するだろうとお医者さんには言われました。皆様、夏場はしっかり水分をとりましょう。

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