mathayuki

関西在住。元エンジニア。今、コミュニケーター。

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2022年に読んだ本まとめ

2018年から毎年まとめている読書録も5回目。読書録は振り返りになるので、何だかんだ続いている。昨年は16冊。今年は18冊(漫画たちはシリーズ全部で1冊としてカウント) 2022年はとにかくリズムが崩れてしまい、何をしてもうまくいかない苦しい一年だった。「リズムが崩れてしまい」と書いたが、最初からリズムも何も、そもそも型がないなかで、仲間の差し伸べてくれる手を借りながら何とかやっていけただけ。とはいえ、ただおんぶに抱っこではなく、自分なりにもがきながらやってきた。読書録から

    • 2021年に読んだ本まとめ

      とにかく必死に走った1年。娘も生まれ、時間の使い方もガラッと変わった。走りながら学ぶことはあっても、なかなか本のように体系だった情報をインプットする機会をなかなか作れなかったが、毎年まとめると決めたので、今年もまとめる。 世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。 / 丸 幸弘会社の正月休みの課題図書。入社前にも読んだけど、読むたびに勇気をもらえる熱本。改めておさらいしたいこと。今の自分に投げかけたい問い。正月に、初心に返ることができて良かった。 ミライを変

      • ライブ配信の構成#1

        オンラインと現地のハイブリッド構成でイベント配信をするので、構成をまとめてみました。 つくりたい絵を考えるまず最初にやることは、配信を見る人にどんな絵を届けたいのか、です。 今回は、登壇者が現地に3人、オンラインに1人のイベントでした。パネルディスカッションを行うので、一画面に登壇者全員が映るようにしたいです。zoom のギャラリーモードを使って各登壇者を並べようと考えました。 そして、進行スライドやプレゼンスライド、動画も使用して会は進行します。スライドや動画は、配信す

        • 2020年に読んだ本まとめ

          昨年に引き続き、2020年に読んだ本をまとめてみた。今年も時間を確保できていないことは否めないが、大阪に引っ越したことを機に、通勤中の読書が可能な程度の混雑に緩和されたので、思いの外、読めている印象。 1. 息吹 / テッド・チャンSF短編小説集。かなり面白く、夢中で読んだ一冊。1話1話がとても精巧に組み立てられているのは言わずもがな、その世界観に没入できるところがとても気に入っている。 2. 2001年宇宙の旅(決定版) / アーサー・C・クラーク無性に読みたくなり購入

        2022年に読んだ本まとめ

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          2018年に読んだ本まとめ

          Keisuke Okumuraくんの記事に触発されて、読んだ本をまとめてみようと思う。学ぶことは真似ることから始まる。真似ぶことだからね。 1. ビジョナリー・カンパニー① 時代を超える生存の原則 / ジム・コリンズ最初はビジョナリー・カンパニーはただの経営本だと思って嫌煙していたけれど、自分のプロジェクトが何を目指すべきなのか、考えどころがつかめたような気もするが、まだまだピンと来ないことが多い。 2. ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則 / ジム・コリンズまったく

          2018年に読んだ本まとめ

          2019年に読んだ本まとめ

          昨年に引き続き、まとめてみた。が、時間を取れずほとんどただのリスト。 1. いかに生き、いかに学ぶか 若者と語る/遠山啓 何度も読み返す本。自分の中でバイブルとなってきた。時代に流されず、周りになんて言われようと、自分で考えて選択した道であれ。 2. 「機械式時計」という名のラグジュアリー戦略/ピエール=イヴ・ドンゼ時計の未来を考えるときに読んだ本。5年前なので、最新事情までは組めていないが、時計企業の反映は概ね企業買収とマーケティングということが分かった。そこに日本企業

          2019年に読んだ本まとめ

          あなたのわくわくをここから探そう!

          家でゴロゴロ。いつもは楽しいゲームも最近なんだか飽きてきたなぁ。そんなときに読んでほしい冊子を紹介します。 私たちのチームが研究者にインタビュー!研究しているテーマについて話を聞いて、分かりやすく冊子にしました! someone someoneは中学・高校の生徒を主な読者対象とする、サイエンスを楽しくわかりやすく伝えるための冊子です。全国の中学・高校の先生方に送料負担の上でお取り寄せいただき、授業の副読本などに活用されています。 これ、ダウンロードフリーです。無料。 な

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          【中高生の研究活動】広がる場

          自分が中高生のころ、「研究」は大学の先にあるイメージでした。しかし、今の中高生の中で、研究を行っている人はある一定数いるようです。 その活動の枠組みは、大別すると5つに分けられます。 【研究活動の枠組み】 ・個人活動 ・部活動 ・課題研究 ・総合的な探究の時間 ・外部プログラムでの活動 個人活動では、自分の興味・関心が機動力となって研究活動を行っている場合が多いようです。自分の身の回りでは、ファーブル会などの活動に参加している人もいます。 学校の中では、部活動や課題研

          【中高生の研究活動】広がる場

          Andreas Floerについて

          Andreas Floerという人現代幾何学の発展に大きく貢献した、若き天才です。 フレアーが活躍した位相幾何学という分野は、ユークリッド幾何学のように”カチッと”決まった図形を扱うものではありません。より抽象化された図形を扱い、その図形がどのように繋がっているか、どのような構造を持っているか、他のどの図形と”同じ”形なのかを考える分野なのです。現代では宇宙の構造を解明するための道具として幾何学を用いたりするなど、他の分野との関係性を強めています。 現代の幾何学ではフレア

          Andreas Floerについて

          遠山 啓について

          遠山啓という人数学教育者として飽くなき探究を尽くした人物です。学生のうちは社会や人との関わりが好きではなかったようですが、そのことが教育に対してまっすぐな視線を向けることができたのかもしれません。 数学と聞けばほとんどの人は「計算」や「公式」、「証明」といった言葉が脳裏をぱっと過ると思いますが、遠山啓の数学教育は、数学という行為の成り立ちから学ぶため、何のために数学を勉強しなければならないのかという、そもそもの疑問のないものであると思っています。 いずれかの著書を手に取っ

          遠山 啓について