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ソーイング・ビーを見てはミシンをかけたくなる日々

私がソーイングを始めたきっかけ


8年前の不妊治療をしていた頃、採卵や移植関連の痛い治療となかなか子どもができない辛さから塞ぎ込んでた時期があった。
そんな時にふと思い立って始めたのがミシンである。
裁縫は特に得意だったわけではないが、モノを作るのは好きだったし、小学生の頃おばあちゃんが買ってくれたミシンが大好きだったのもあって始めた。

初めて見たらハマりにハマって、旦那さんのズボンに始まり自分のワンピースやスカートやブラウス、そして子が生まれてからは子ども浴衣や通園バッグなど様々なものを作ってきた。

運命的な出会い

そんな私が出会ったのがソーイング・ビーである。

海外版ソーイング・ビー


日本版 ソーイング・ビー(2)

軽快な音楽と青と赤のストライプが目を引くワンピースを仕立てる様子のオープニング、そして毎回年齢も性別も生まれた国も関係なく集まったソーイング好きの参加者、綺麗に整えられた多彩な生地やボタン、そして鋭い視点を持つ審査員とユーモアあふれる司会者。

私は5歳の娘と推しを見つけてお互いにここが良いよね!と言い合って楽しんでいる。

番組の内容は、毎回出される2つの課題を作ると言うもの。大まかに言うと型紙を使ったものと、創作する2パターンがある。

参加者の様子を見ていると、型紙を使った方が得意な人と創作の方が得意な人に分かれるようだ。

同じ型紙を使っていても、選んだ生地で風合いは大きく変わる。
そして型紙の指示をほとんど読まずになってしまう猛者もいる。なんとなく海外らしいなと思って見ている。

創作は毎回目を見張るものがあって、ファッションショーに出てくるんじゃない?!と言うぐらいの対策や、これは危うすぎて着れない!と言うものまで盛りだくさん。

その参加者たちが真剣に作ったものを、端から端までしっかりと審査していくエズメとパトリック。

最近は〝エズメは大きいリボンが好き〟というのが定着しすぎて、やたらとリボンをつけるものが目につくのは少し気になるところだけど、参加者が多い時でも2人の審査はかなりしっかりしているなと思う。

自分が参加者ならどんなふうに縫うか考えて見たり、あの参加者間に合うのかなとハラハラしたり、ともかくソーイング好きなら見てみてほしいと思う。

身近な知り合いでソーイングをバリバリしている人はいないのだが、私がフリーの販売員先で出会った人たちとソーイングビーの話題が出た時はこの上なく盛り上がった。

毎週の唯一の楽しみであるソーイング・ビーも6シーズン目に突入した。

最後まで見逃せない。

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