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分割キーボードを左右同一基板で制作するためのアイデア

はじめに分割キーボードを作成する際、当初は1種類の基板で左右同一対応としようかと考えていたためそのときのアイデアメモです。 実際に作成したものは左右同一の基板としなかったため、この記事の内容は構想だけです。 そのため実際に作る場合に何かしらの問題が発生する可能性が大いにあります。 前提条件実装する部品はMCU、キースイッチ、TRRSジャックのみです。 ダイオードやLEDなどを載せる場合は別途考慮が必要です。 各部品を左右同一基板に乗せる方法キースイッチ これは既に両面対

    • Directpinな分割キーボードを作った備忘録

      今回分割キーボードを初めて作成したのですが、その際に躓いたところなどを備忘録として残そうと思います。 QMKについてあまり深い知識がないため、この記事についての正確性は保証できませんのでご了承ください。 また、今回ファームウェア作成の際にこちらの記事が非常に大きな助けになりました。ありがとうございます。 本文中で参考URLと表記した場合は、上記の記事のことを指します。 前提条件RP2040を使用 Super mini RP2040というRP2040zeroの互換基板を使

      • 論理配列「mato式」のご紹介(のやり直し)

        はじめにこの記事は以前に投稿した記事3件分のやり直しになります。 以前の記事で使用した名称と同じ名前を付けていたりするので、以前の記事のことは一旦忘れてください。 キーマップmato式の特徴日本語ローマ字入力向けに制作した論理配列です。 左手側に子音、右手側に母音を配置した2段で構成される配列で、いわゆる行段分離型の配列になります。 使用するキー数は24キーです。 文字だけでなく、その他のキーの定義も含めています。 こんな人におすすめQWERTY配列のタッチタイピングがで

        • 論理配列システム「まと配列」のご紹介 ~或いは20%キーボードへのご案内

          (2024/04/01追記) この記事で紹介した配列は現在私は使用していません。 記事を書き直したので下のリンクをご覧ください。 はじめに前回、前々回に続いてまた論理配列のご紹介です。 今まではアルファベット部分の配列をメインとしていましたが、今回はそれ以外の記号やモディファイア、レイヤーあたりを含めた論理配列全体のご紹介になります。 こういったものを何と呼べばいいのか分かりませんが、論理配列システムと呼ぶことにしておきます。 前回、前々回の記事をご覧になったことのない方は

        分割キーボードを左右同一基板で制作するためのアイデア

          論理配列「tomato式」のご紹介

          (2024/04/01追記) この記事で紹介した配列は現在私は使用していません。 記事を書き直したので下のリンクをご覧ください。 はじめに前回の「論理配列「mato式」のご紹介」は紹介しつつあわよくば布教できないかなと思って作成した記事なのですが、今回はあまりにも万人向けではないので本当にただのご紹介です。 前回の記事と重複する部分は省くので、まだご覧でなければぜひ前回記事からどうぞ。 tomato式配列イメージtomato式の特徴省キーのキーボード向けの日本語ローマ字入

          論理配列「tomato式」のご紹介

          論理配列「mato式」のご紹介

          (2024/04/01追記) この記事で紹介した配列は現在私は使用していません。 記事を書き直したので下のリンクをご覧ください。 mato式の特徴日本語ローマ字入力向けに制作した論理配列です。 左手側に子音、右手側に母音を配置した2段で構成される配列で、いわゆる行段分離型の配列になります。 格子配列キーボードでの使用を想定して制作しましたが、その他の物理配列でもおそらく問題はないと思います。 右手親指シフトで子音側のみ別レイヤーの入力を持ち、左手で10キー×2、右手で6キー

          論理配列「mato式」のご紹介