10/2

変な夢を何度も見ては起きて、まだ眠たさが残る。
あの、気味の悪い、嫌な感覚。

一呼吸を置いて
車内の広告に書いてある。シスターが書いている本らしい。

臭い物に蓋をする、とはいうが、確かに恐ろしいことや嫌なことを真剣に考えだすと、身じろぎができず、足がすくむ。
そして、暗い考えが加速してしまう。

かんがえないように、つとめて。


昼間、ちょっと買い物へ行く。

だんだんと暖かくなり、夏を待ち遠しくさせるような気温を感じた。
たとえ、これから寒くなろうとも。

暑くなるのは嫌なのに、寒くなる一方の方が落ち込んでしまうのはなぜだろう。


昼間、上司はうやむやな愚痴しか言えなかった。当てこすりのような、ひがみのような、結局自分は認められていないのだと言われた気もした。