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#2 自分を知るために自分史を

前回はこちらです。

5.もう一人の自分を作る「自分史作り」
 
 とにもかくにも自分を知るために必要になるのが自分史を描くことです。というよりも自分史を描いた時点でもう自分を知るために必要なことの作業の大半が終わっています。
 
今の自分を知るためになぜ自分史を書かなければいけないのか?と思うかもしれません。面倒ですよね、意味ないですもんねそんなことしても。今誰もほめてくれませんし、お金にもなりません。有名人でもないし、著名人でもない自分の過去なんか誰も興味ありませんしね。おまけに自分なんだから今の自分のことを考えればいいじゃん、どうして過去なんか必要なんだよって私も思いました。
 
 ですが前回も言った通り、今の自分は過去の自分の結果であります。そして過去とは選択と決断の結果の積み重ねです。要するに過去に積み上げたものが今の自分を作り上げているということです。なのでどうしても自分を知るためには自分史が必要になってきます。
 
 今の自分に満足していようがいまいが、今、幸せか不幸かどうかとかあると思いますがそれは色んなことをやってきた結果になります。何となくnoteを開いて私のこの記事を読んでいることが、読んでいる人の今までの結果でもあります。
 
 で、大事なのはその結果に納得するかしないかになります。もちろん様々な不可抗力は有ると思います。ありがちなのがもっと家が金持ちならなぁ、とか。親が有名人ならどんなによかったか。とかです。若い人たち風に言えば親ガチャ失敗、成功とかそんなの感じのことですね。ですが私としては親ガチャに失敗していようが成功していようが、実際興味はありません。私はこの記事を読んでくれている人に興味があります。読んでくれた人の何人かが1mmでも興味をもって「自分を知って見たい」と感じるのであれば私はそこに興味あるわけですね。
 
 とは言うものの、実際過去の経験、体験は今の自分を作っていることは間違いないのでその影響は必ず出てきます。周りの大人達、周りの環境、そして与えられた自分がやること・・・とかとか。まずはそういったことをいったん整理して、自分のことをまとめて、新しい3つの見方と視点で眺めてみようじゃないかという話になります。
 
 自分史を作ることで過去の自分を疑似的に作ることが出来ます。しかも都合がいいことに過去は変えることが出来ません。変えることが出来ないということはその本人にとって実際おこったこと。つまり「動きようのない事実」になります。
 
 その事実を書いていかなければならないのですが、いきなり「自分史を書け」と言われても何からどういう風に書けばいいか分からんよ。って感じになると思います。私はなりました。で、色々やった結果、こんな感じに書けば後々色々やりやすいと思いましたのでその書き方というか、書いていく順番みたいなのを用意しています。
 
 まず意識するのは年齢とか年代です。何歳の時に起きたか。ってやつです。過去にこんなことがあったよー。じゃなくて明確に自分の中で大きな出来事が起きたのは何歳ごろだっけ?というのが大切になってきます。

自分史シート

 そのためこんな感じの書き込みシートを作成しました。これに沿って自分に起きた出来事を整理していくことで、何となく「あーこの時期にこんなことをしていたんだ」ってことが見えるようになってきます。

自分史シートの記入例



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