仕事でもプライベートでも、わたしは、カフェで過ごすのが好きだ。

ザワザワしているなかのほうが、なぜか集中し原稿がすすむ。原稿を書き進める手が詰まったら、周りのお客さんを観察する。そして、また原稿に取りかかる。

時間の経過を忘れて集中していると、おなかが空くこともある。そうしたときには、ランチも、デザートも、ディナーもいただける。疲れたらホッとひと息、休むこともできる。

とても便利だ。

しかし、少し残念というか、気分が悪いというか、そんな気分になったことを書き留めようと思う。

満席のカフェのなか、となりのカップルがコーヒーを飲みながら、友人を待っている。

その後、その友人らしき人物が店に現れカップルと合流したのだが、これから別の店で飲み会があるようで、１時間を過ぎても追加注文をしなかった。

気の合う仲間なのだろう。彼らは大きい声で盛り上がっていった。

「次に飲み会あるし、コーヒーもいらないからここでしゃべろう」という発言には驚いたが「30歳を超えている大人であること」が耳に入ったことにもっと驚かされた。

いや。

きっと年齢はあまり関係ないのかもしれないが、「カフェは無料で待ち合わせ場所を提供はしていない。」なんて当たり前だろうと私は思っている。

私なら、ワンドリンク注文するか、気を遣って皆で店を出る。

彼らも彼らだが、店員も店員だ。なぜ、気づいていながら注文を催促しないのだろうか。そもそも、注文しなくていいのか。


しかし、私は何もできなかった。そんなモヤモヤを書きとめておく。

正しいとか正しくないとかはどっちでもいい。