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繊細な子どもたちの真のちから

不思議な夢をみた。

夢には3人の私が登場した。
100%の私ではなく、私の要素がマーブル状に含まれている感じ。

長い廊下にに並んだ椅子。
私らは、じゃれあいながら先頭の椅子を押し付けあっている。

いつまでそんなことを繰り返すの?

どこからか女性の声が聞こえた。
諭すような感じ。
怒鳴られるよりパンチが効いてるんですけども。

わかったよぉ。

3人が同時に同じことを思う。
足元をよく見ると私らはマーブル状の波で繋がっていた。さらによく見ると全てが繋がっていた。椅子も廊下も。

全部、私だった。
なのに先頭の椅子を押し付け合っていたなんて。

もう、行こ。

そう思いながら目覚めた。



ここからは現実の話。

夢の勢いに任せて行動に移してみた。

まずは身近な場所で自分のイメージを表現してみようと思ったのだ。

森林と子どもとダンス。
自然のなかで発達の特性凸凹の子どもたちやパパママと思いっきり踊りたい!

以前、記事にも書いた。

今回選んだ場所は森林ではないが自然が豊か。広い駐車場やトイレもある。

そこの管理担当者にプレゼンしてみたのだ。

私の行動力すごくない?
驚きなんですけど。笑

しかし、、

希望していた屋外広場の一角ではなく、独立したレンタルスペースを勧められてしまった。「そういったお子さんならその方が安心安全でしょう」との配慮らしい。

んー。

おっしゃることはわかりますよ。
特性を持つ子どもたちにとって開かれた空間にはハザードが多くあること。閉じられた空間のほうが天候も含めバリアが少ないこと。

んー。

それでもやっぱり
自然の中で子どもたちとダンスしたい。
改めてそう思った。

決して閉じられた空間が相応しくないと言いたいのではなく、私がそうしたいだけの話だ。

実際、療育では音や視覚情報が少ない閉じられた空間を設定することがある。発達凸凹の特性として、情報の取捨選択の「捨」が難しく過多な刺激に翻弄されてしまうことがあるからだ。様々な周波数に共鳴しやすいのではないかと私は密かに感じている。

でも、この能力ってすごくない?

みんなが気がつかない貴重な情報に触れることができるとも言えるのだから。ただそれゆえに生きづらさを感じることもあるだろう。

森林は優しいよ。
樹木も土も風も光も優しいよ。
きっと誰もが自然の中で癒された経験があるだろう。森林浴には免疫機能の向上や自律神経系の改善など多々の効果があるとされている。繊細な子どもたちは、自然に触れる中でその敏感なアンテナを使い、より多くの恩恵を受けとることができる。私はここに彼らの真の力を感じている。

樹木も植物も人間も繋がっている。私たちに不可欠な酸素や水も自然の恩恵だ。だから森林はこんなにも心地よいのだ。

感覚は人それぞれ。正解はない。
だから自分の心地よさを信じて進むしかないもんね。

ありがたいことに、こんな話を共有できる稀有な同僚がいる。以前記事に書いた園庭の不思議な樹木のことも彼女には伝えていた。


彼女が教えてくれた。
「この間ね、例の樹木に両手を当て目を閉じている子がいたよ。やっぱり何かあるんだね。」

おぉ!
共感してくれて嬉しい。
子どもも自然もすごいよね。
尊いよね。

ところで、
私の行動力もすごくない?(2度目!笑)

ま、結局失敗に終わったんだけどね。

なんだか夢の中の私らの存在が心強くてね。

いつか森林で療育を。
ボチボチやっていきます。

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