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人生設計を見直してみませんか?

現在僕らは、人生設計の見直しを迫られています。

IT革命、グローバル化、少子高齢化などのさまざまな要因によって、人生設計の在り方が根底から変わりつつあるからです。

ボワンとしていると、残念な未来が待ち受けている可能性もあります。アメリカでは中産階級がものすごい勢いで没落し、白人の絶望死が増え、平均寿命が縮まるという事態が進行していますが、同じような未来が、訪れないとも限らないのです。

そこで今日は、今後の人生設計の変化を俯瞰的に眺め、今後の展望について考えてみました。

時代で変わる人生設計

農耕時代、僕らのご先祖さまたちは、かなりシンプルな人生を送っていました。15歳で元服ですから、教育期間はどんなに長くてもせいぜい10年くらいだったはずです。また、この頃は技術革新がほとんどありませんでしたから、最初の10年で身につけたスキルは、一生を通じてずっと有効だったはずです。しかも親の職業を継ぐ以外の選択肢はありませんでしたから、進路に悩む必要もありませんでした。

そして45歳くらいまで働き、体の無理が効かなくなると隠居し、老後は長くても5年程度ではなかったかと思われます。

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当時の社会保障制度は集落そのものであり、共同体で育つ子供たちです。老後の面倒は、村の若い衆が見てくれるのです。フィリピンなどは、今でもこんな感じです。

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産業革命

ところが産業革命が起きると、様相が一変しました。集団行動ができることや読み書き算盤が必須のスキルとなり、教育に必要な時間が伸びました。ただ、この頃一般人に要求される教育レベルはさほど高度なものではなく、ほとんどの人は高等教育を必要としませんでした。

この間、上下水道が整備されたり医学が発達したりして、老後の時間がやや伸びました。

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もう少し時代を経ると仕事がホワイトカラー化し、教育にかかる時間がさらに伸びてきました。成人病の予防などが進み、老後がさらに伸びました。

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ちなみにこの頃の社会保障制度は、退職金、国の社会保障制度、そして自分の貯蓄の3本立てです。おそらく、今50歳以降の方々はこのレールで逃げ切れるのではないでしょうか?

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IT革命時代

そして現在。

※このマガジンでは、読者の皆さまの役に立つ視点の提供を心掛け、シリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。この文章は単品で300円ですが、月1000円で定期購読すると、1ヶ月20本くらい読めます。

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