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「どうでもいいこと」は全て捨て去って、欲しい未来を手にしよう!

僕らは普段信じられないくらい無駄なことに膨大なエネルギーや時間を費やしています。

例えば、どの人も自宅に色々とガラクタを抱えているものです。もう使わなくなった電気製品、何にに付属していたのか覚えていないコネクタ、どこか外国に行った時に使い残した現地紙幣、着なくなった洋服.……。そしてそれらを処分するのに、リサイクルショップに持って行ったり、メルカリで売ってみたりと時間を費やしています。

もしもあなたの趣味がリサイクルショップやメルカリで売り買いするならば、別に何の問題もありません。これはこれで正しいエネルギーや時間の使い方です。

でももしもあなたの目的が「家族とたくさん時間を過ごす」や「会社で目覚ましい成果を出す」や「スポーツで大成する」や、はたまた「ビジネスで大成功する」とかであるなら、メルカリで売ったりリサイクルショップ巡りしている時間は全て無駄以外の何者でもありません。

時間が無駄なぐらいならまだいいのですが、実は無駄になっているのは時間だけではありません。場所も無駄になっていますし、さらに、脳みそのサイクルさえ無駄になっているのです。「これはメルカリで売った方が高く売れるかな? それともリサイクルショップの方が得かな?」とか考えていること自体が、脳という有限な資源の無駄遣いなのです。しかもこの無駄遣いが、抱えているモノの数だけ発生するのです。

また、なんとか家計を節約しようとバーゲンセール巡りをしている人も同じことです。「あっちのバーゲンセールの方が100円安いかな?」「こっちのバーゲンの方が200円安いかな?」とリサーチするのがまず時間の無駄です。またお店には足を運んだり、行列に並んだりするのは体力の無駄でもあり、時間の無駄でもあります。そしてもちろん、考える力の無駄遣いです。これについては以前記事にしたことがありますが、脳みその力も時間も減る一方の有限な資源ですから、もっと大切に使う必要があります¥。

企業はどうなの?

では企業の場合はどうでしょうか?

実は企業だって同じです。かつて始めた事業を「歴史があるから」のような理由でダラダラと続けている企業は少なくありません。日本の電機メーカーの中にはAM・FMラジオから原子炉に至るまでありとあらゆるものを作っている会社もありますが、その中にはまるで利益が出ていない事業がたくさんあるものです。

「損失が出ていないのならいいのでは?」と思うかもしれませんが、従業員の時間もエネルギーも無駄になっている上に、経営陣が考えなければならないことが事業の数だけ分散されてしまっているのです。

そしてその結果、企業は経営資源を本当に大切な事業に100%注ぎ込めないのです。それではなぜ企業は、こうした無駄をやめないのでしょうか?

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