人を成長させるのは「決断」と「責任」の場数です
今朝ツイッターを眺めていたら、こんなツイートが流れてきました。
僕自身色々と自分で決めて海外に進学したり就職したり起業したりして来たので、このツイートには120パーセント同意しかできません。この、「自分で決め」「実行し」「自分で責任を取る(ケツを拭く)」経験をどれだけ詰んだかが、間違いなく成長の肝です。本を読んだり偉い人の話を聞いたりするのはそれなりにためになりますが、自分で何もせずにインプットばかりしても屁のツッパリにもなりません。読むだけ、聞くだけなら誰にでもできます。決断して実行し、結果に対して責任を取ってこそナンボなのです。
自分で決めさせるアメリカの保育園
このことに関して、アメリカに住み始めてから非常に考えさせられる出来事があったので、まずはシェアしたいと思います。
15年ほど前のことです。当時私の妻はアメリカの保育園で働き始めたところでした。そこは大学に付属の保育園で、アメリカの幼児教育の理念をそのまま体現しているような園でした。僕自身もこの大学で幼児教育のクラスをいくつも受講したのですが、講義で習ったことがそのまま理念通りに実践されている、実に興味深い環境でした。
この園でのやり方を一言で言ってしまうと「自分自身で考え、決定し、問題解決を図る能力を養う」です。危険が伴わない限り、大人は一緒に遊びつつも見守る側に徹し、安易に介入しないのです。それは喧嘩でも遊びでも同じです。
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