「みんなのオンライン教室」運営メンバーの松井（トモさん）です。

7/29（水）午前枠「トモさんクラス」は、1名の参加。

「トモさんクラス」は、何も課されず何も求められず、自由に過ごす時間です。

前回に引き続き、その子と会話をして過ごしました。

はじめは普通に雑談していたんですが、途中からは「鬼滅の刃」の話題一色に。

その子は、よく鬼滅キャラクターの声真似を披露してくれます。

わたしにだけでなく、友達にも、家族にも、そしてこの教室のみんなにも。

人前で披露することに抵抗はなく、それもひとつの才覚。

この日も声真似を披露してくれたんですが、なんだか前よりもうまくなっている印象。

「あれ、前よりうまくなってない？」

と聞くと、

「練習している」

とのこと。

YouTubeで、鬼滅キャラクターの声真似レクチャー動画があるらしく、それらを観て練習したと。

誰から課せられる訳でもなく、みずから突き動かされるように行動する・・それがスキのチカラです。

この内から湧き出る情熱、大切にしてほしいんですよね。

ルールを守り、自分を抑え、周りに合わせる・・そんな社会性を身につける場はたくさんあるので、「トモさんクラス」は情熱を思いっきり解放できる場にしたいと思います。

そして、そこに「おとなのモノサシ」を入れたくないとも思っています。

たとえば、

「医者になりたい！だから勉強する」
「一流企業に入りたい！だから勉強する」

は、多くのおとなが応援すると思います。

わたしは、

「この漫画が好き！だから読む」
「声真似を極めたい！だから練習する」

も、同じように応援したいんですよね。

「おとなのモノサシ」で測ってしまえば、評価されないことはたくさんあります。

でも、役に立つ、立たないという尺度で生きていたら、想定内の未来しかやって来ませんよね。

正直なところ、わたしの理想とする生き方は、万人にとって幸せな生き方ではないかもしれません。

実際、情熱よりも社会性を大切にし、おとなの尺度で生きる人のほうが、圧倒的に多いと思います。

ただ、世の中にはいろんな人がいて、いろんな生き方があって、そこに正解なんてないということを伝えていきたいんですよね。

「もっと生きたいように生きてもいいんやでー」と伝えたい。

肯定してくれるおとなもいることを、知ってほしい。

枠に収まるのが苦手な人、普通に生きるのが息苦しい人は、ぜひ、「トモさんクラス」へ。