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作り笑いをするだけで幸福度が上がる話(心理学に基づいた雑学)

皆さんは1日にどのくらい笑いますか?

もしかしたら沢山笑っているという人もいれば1日ずっと真顔という人もいるでしょう。

その中で本当に楽しくて笑っている時もあれば、相手に合わせて無理して笑っている時もあると思います。

作り笑い=良くないという固定観念があると思います。

たしかに作り笑いは無理矢理表情筋を動かすので疲れる作業です。

しかしマイナスなイメージの作り笑いには実はメリットがあります。

トムキンスという心理学者がこんな仮説を立てました。

それが顔の表情筋のフィードバック仮説です。

どういうことかというと、要は顔の表情筋を動かすことによって、脳にその信号がフィードバックされ、気持ちにも変化が起こるという仮説です。

さらにストラックという心理学者も面白い実験を行なっています。

歯でペンを咥えながら漫画を読むと、唇でペンを咥えながら読むよりもその漫画がはるかに面白く感じるという実験です。

つまり、唇でペンを咥えると真顔な状態になりますが、歯でペンを咥えると強制的に口角が上がります。そして笑顔になると気分まで楽しくなるということです。

結論として今まで作り笑いというものは何もメリットもないマイナスのイメージがありましたが、実は作り笑いをするだけで幸福度が上がるということになります。

そう考えると、やってみる価値はありそうですね。

勿論、今まであまり笑わなかった人が急に沢山無理矢理笑うとストレスが掛かる場合があるのでまずは普段の状態から顔の口角を少し上げることを意識するだけでも効果はあります。

嫌なことや気分が落ち込んでる時こそ笑おうというのは迷信ではなく、きちんと根拠のあることだったということが今回の仮説や実験で証明されたということになります。











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