今日の黙示録「スマホの悪影響について」
最近、ふと街を歩いているとスマートフォンにこんな記事が載せられていました。
一昨年前の記事でしたが、どうやら横浜市立小学校と中学校の生徒を対象に、1日にどれほどスマートフォンをいじっているのかというアンケートを取り、3時間以上いじっていた人ほどテストの成績が低く、30分未満と答えた人ほどテストの成績が高かったというアンケートです。
要するに、スマートフォンを使いすぎると学力に悪影響を及ぼすので規制した方がいいかもしれん的なことを伝えたいのだと思います。
でも、私はこの記事を読んで少し疑問を感じたことがありました。
まず何故スマートフォンを使用すると学力が下がるのか。という具体的なエビデンスがこの記事には何も提示されていません。
例えば、スマートフォンを使用するとスマートフォンのブルーライトが脳に悪影響を及ぼし、結果的に学力低下を招く。などという明確な理由があれば納得できるのですが、そのような具体性は何一つありませんでした。
ここからは私の解釈ですが、恐らくそれってスマートフォンのせいではなくね?
と、私は思います。
つまり、スマートフォンを使うとスマートフォンのアプリやネット検索などに熱中してしまい、本来するべき勉強などが疎かになってテストの点数が低くなってしまう。ということですよね?
それってスマートフォンに直接的な害がある訳ではなくて本人の計画性とか志とか、そういった要因が影響してテストの点数が悪くなっているのだと思うのですが。
しかもそれを言うのであればスマートフォンでなくても漫画でも、テレビでも、スポーツでもそればかり肩入れして勉強を疎かにしていたらテストの点数が低くなるのは至極当然の話ではないでしょうか。
例えるなら、全体の1割の人が飲酒運転をして事故を起こしてしまったら、それは車が悪いから車を運転すること自体を全体で規制しようと言っているようなものです。
それって完全に乗る人の意識レベルの問題じゃないでしょうか。
だから私はハードを使用することを規制するのではなくて使用する人の意識や、やる気を向上させる方が、学力は上がるような気がするんですがそう簡単にはいかなそうですね。
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