世間の価値観という流れるプールで、流され続ける人生に終止符を打つのは、あなた自身しかいない。

2020年12月9日 20:27

こんにちは。まつだです。

今日は、少しだけ真剣な話をします。

世間の価値観という「流れるプール」に流され続ける人達

これからの時代、世間の価値観（古い価値観&人間の現状維持の性質）という「流れるプール」から抜け出さないと、お金が多少あったとしても、生きる意味が分からなくなるという、強烈に苦しい人生を歩むことになります。

その世間の価値観という「流れるプール」から脱出するための一つとして、現在、コーチングが流行ってきていますが、そもそも、コーチングの目的や本質は何でしょうか。

その本質を捉えられないコーチが提供するコーチングも、受けるクライアントも、それは、世間の価値観という流れるプールの流れの中で、もがいているに過ぎないと感じており、少し切ない気持ちになります。（私も流れの中にいる、一人だと実感はしてますが、、）

まず前提として、私自身、世間や周囲に流されること自体を否定するつもりは一切ありません。流されていることを気付きながらも、そこで自分の人生を豊かにするという方もおられると思いますし、そもそも、その流されること自体に気付かずにその中で幸せを見つけ出している方もおられると思います。人生は人それぞれです。

ただ、そのように心豊かにハッピーに人生を送れている方は、社会全体で見ると、ほんの一握りです。ほとんどの方が、自分が望まない大きな流れにのみ込まれ、そこから抜け出そうとしても、また流れにのみ込まれて、苦しい思いをされているのではないでしょうか。

例えるならば、流れるプールで、ずっと流れ続けている状態です。

「金持ち父さん貧乏父さん」という本に出てくる「ラットレース」という表現がありますが、このラットレースの精神（価値観やマインド）版が、「流れるプール」になります。

※ラットレースとは、サラリー（給料）を得て、それを投資に回さず消費することで、一生働き続けなければならない状態のことで、ネズミが走り続ける様子に例えられた、「金銭的に自由になれない人」を表現されています。

この、世間の価値観という流れるプールから抜け出したい人がほとんどのはずです。抜け出したくて、仮に、踏ん張って一度立ち止まっても、皆んな流れているので、また一緒に流されてしまいます。

踏ん張って、立ち止まるというのは、「自由に生きよう！」「好きなように生きよう！」「これを大切にする！」という意思（=自分の軸）だと思います。

その自分の軸があることで、流れるプールの中で、踏ん張って立ち止まるのですが、しばらくすると、また流されてしまいます。

その原因は二つ。

1.自分の軸が脆いから。
2.周囲に軸がないから。

まず、自分の軸が脆いのは、内省や経験、覚悟の問題なので、とにかく自分と向き合い、深い自己内政・自己理解が必要となります。

そして、もう一つの「周りに軸がない」ということに置いては、自分が選んだ環境がそうさせています。もし、流れるプールで、周りに10本ほど軸が立っていると、プールの流れを皆んなで受けて、支え合い、立ち止まれますが、それがない状態です。

世間の価値観という流れるプールに流されないためには、自己理解を深め、プールに流されない太く強い自分の軸（柱）を作ることが非常に重要です。

もう一つは、柱が多いところに近寄って、流れに影響されにくい環境を自分で選択することが重要です。流れが急なところには近寄らず、流れが穏やかなところで、自分の軸（柱）を育てるのです。

また、そもそもそのプールから抜け出しちゃうという方法もあります。（社会のオーソドックスな基準で生きない選択となるため、今の生活とはさよならする必要があるかもしれません）

他にも、流されるのではなく、「その波に乗って楽しむ」ということもできます。世間の価値観という流れるプールの波に乗って、サーフィンをしたり、流れを利用して泳いだり、船に乗ったりすることもできます。

（私は、流されない強固な軸（柱）作りを、ついついやってしまい、錨を下ろしたボートのような状況に陥りやすい傾向があります。笑）

強固な軸を作ったり、そもそもプールから抜け出したり、流れを利用して楽しんだりすることによって、世間の価値観という流れるプールで、流され続ける人生に、終止符を打つことができるのではないでしょうか。

ただ、一つだけ言えるのは、終止符を打てるのは、あなた自身ということです。

【合同会社 Co-Circus】
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