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はじめての退職、無職、そして転職②|初ニートの楽しみ方

どうも、星那です!

この一連のnoteは、転職時期の気持ちや経験を忘れないようにnoteに記そう!という企画みたいなものです。
長い話になっちゃうので3回ぐらいに分けてます。ちなみに前回は退職編。色々書いてたら4000字超えしてしまいました…
今回は前回の続きで、無職期間についてお話ししようかと思います。
こちら前回以上に長いです。目次を活用しつつ、暇つぶしにご覧ください。

自分自身のために残してみようという趣旨ではありますが、早期退職や転職を考えている人、無職ってどんな感じ?って思ってる人など
色々な方に参考にしてもらえたら嬉しいです。

前回のnoteはこちらからどうぞ。

はじめて無職になった日

なぜ無職になったのか

そもそも、なぜ無職になる必要があったのか
就職を決めてから退職をする方法もあったのではないか。そう思う方も多いかと思います。

私自身必要に駆られて無職になったわけではないですが、無職になったのにはもちろん理由があります。

①転職活動の時間的余裕がない
実を言うと、転職活動自体は在職中からしていました。何なら異動してから1ヶ月後の4月後半には既に書類の準備を進めていました。(言ってしまえばそれだけ思い悩んでいた、ということでもあります。)

しかし、面接の日程組みがなかなか難しくかなり調整が難航…
対面の場合、残業が多いため早番後は時間に間に合わない。遅番はこれまた立地面から仕事に遅れる可能性が高いため厳しい。
対面面接は平日休みの日しか無理でした。

じゃあリモートだとどうか。
結論的にはできます。調整。でも体力的に相当キツかったです。

ちなみに私は当時、

遅番勤務前にリモート面接→仕事→夜中帰宅→面接準備→明け方睡眠をとる→起きて面接身支度→冒頭に戻る

の繰り返しをしていました。数を重ねるにはもうそれしかなかった…
この転職活動の仕方は身体にくるのでオススメはしません。どうしても在職中かつ短期で仕事を決めたい人向けです。

そんな感じで受けてるものですから、選考が進むにつれて「本当にこれでいいのか?」「流れに任せすぎじゃないか?」という気持ちも強くなってきました。
そういった経緯もあり、最終的に在職中受けていた企業は全て辞退しました。

②自己分析が全くできてない
完全に勢いで転職活動を始めたため、「本当に自分がやりたいことは何か」「優先したい条件は何なのか」といった軸となる部分がブレブレのまま選考を受けていました。

当時提出していた書類も今見返すと、
・説得力のない自己PR
・転職サイトの文面丸パクリ
と、とりあえず書類出したいだけなのが見え見えでした。焦ってるな〜

そもそもキャリアステップをしたくて退職するのに、これでは本末転倒。
実際、「何がしたいの?」と聞かれてもこの時の私ははっきりと答えることはできなかったです。自己分析してないからね。

それでは意味がない、また同じ失敗を繰り返す可能性すらある、と思った私は一旦転職活動を休止することに決めました。

金銭的問題

ニートになればどうしても付き纏いますよね、これ。
当方新卒2年目ですので、大金を持っているわけもなく普通の貯金額でした。ただ、今年に入ってからの深夜勤務量や残業続き、一応賞与支給月に退職したのもあり、手元にそれなりの金額はありました。

そしてここが一番大事なポイントですが、私は実家暮らしに戻りました
正直なところ、実家暮らしじゃなければすぐに貯金が尽きると思います。人間息してるだけでお金がかかるんじゃ…

私が4ヶ月間のんびりニートと転職活動ができたのは間違いなく実家暮らしのおかげです。
もし一人暮らしのままニートに突入するのであれば、貯金額を確認後、家賃や家計の計算等をした上で突入してくださいね。
多分金銭面の不安から相当追い込まれると思います。

ニートに対する周囲の反応

前のnoteでも書きましたが、基本的な周囲反応は

「ニートうらやましい!」
「毎日何してるの…?」
「お金とかどうすんの?」

という感じでした。

私の周りは「ニートってどうなの…」みたいなマイナス寄りの反応の人は少なかった、というかほぼいませんでした。
でも金銭面からくる生活的心配や「この人この先どうするつもりなんだろう」みたいな心配と興味は感じました。

あと居酒屋とか、いくらだす〜?みたいなときに「そういえばこいつニートだったわ」「お金出させるの申し訳ないな…」みたいな雰囲気は少し感じました。
流石にニートに奢られるのは気が引けるか。

時系列で辿るニート生活

さて、ここからは時系列でニートの4ヶ月間をお話しします。
まとまりはあまりないので箇条書きでいきたいと思います。いざ無職!
※ターニングポイントかな?みたいな部分は太字にしました。意識して読んでみてください。


ニート生活 8月

序盤
・7月末に実家に戻る。保険等の手続きを始める。行政系は面倒でだるいが、ここを疎かにするとあとで痛い目を見るよ。
・既に有給消化期間で自律神経をおかしくした結果、身体が常に怠い。シフト制勤務の反動もある。8月は何もかもを忘れ療養に徹した。
・引っ越してきたのに自分の部屋がない。一人暮らし中に部屋が父親に取られてしまっていた。早く元の部屋に戻りたいが泣く泣く畳の部屋で生活を始める。

中盤
・限られた人にだけ退職を伝えたが故に同期に驚かれる。ここから事情を伝えるため代わる代わる同期と会う。
・お盆シーズン。地元の友人からも連絡が来る。体調が悪そうで少し心配をかける。
・母方の実家に帰省。案の定仕事のことを聞かれる。この手のパターンで祖母宅に行って気分が良くなった試しはない。
・あまりにも喉が痛く扁桃腺がはれる。リンパも腫れる。たくさん耳鼻咽喉科にお世話になる。

終盤
・ようやく体調が落ち着いてくる。ニートを満喫し始める。
・だが、大好きな睡眠を取り続けると体がおかしくなることに気づく。しかし予定がないと動けない。そこで月末から転職活動を再開することにした
・月末、約半年ぶりに映画館に映画を観に行った
実を言うと、異動してからというもの映画館に行けなかった。時間的にも精神的にも映画館に行けなかった。だから少しずつ体調も精神も回復していたんだと感じる。ちなみにスラムダンクの最終上映に行ったら展開が激アツすぎて何でもっと早く観なかったんだ…と後悔する。反動でピクシブを漁る。

ニート生活 9月

前半
・7、8月の怠惰の結果、ストレートネックと肩こりが悪化。常に肩が重く吐き気がする。キューピーコーワに頼り始め、いよいよやばくなってきたため週1で整体に通う。
・よくあるアンケートの職業選択欄。もちろん「無職」なんだが少しためらいを感じた。事情を話すとお店の人は「そうなんですね〜」と普通に言われたが、やはり肩身は狭い。
・自己分析と書類の見直しが完了した。転職エージェントに再連絡し、新たに転職サイトにも登録。ここから怒涛の面接合戦。
・面接で毎日都内に通う。最初はタジタジだったが、段々と感覚を取り戻し通過率も上がる。しかし、ここからハキハキ喋りと経歴が裏目にでて「新卒のくせに生意気な」というイメージをしばらく企業側に先行させてしまう

後半
・書類を見直したからか、在職中に比べ書類がスルスル通るようになった。(もちろん落とされもしますけど)軸ができた状態で作る書類は強い。
スキマスイッチのツアーがてら岡山に2泊3日の一人旅。
このスキマのライブで超感動、色々と大切なものを思い出し(詳細をどこかで書きたい)少しあきらめかけていたエンタメ業界への再挑戦を決める。あと倉敷は良い街。
入社予定の会社の書類選考が何故か通過。未経験なのに経験者採用で書類が通過した驚きと怖さは計り知れない。今も通過した理由は知らない。

ニート生活 10月

前半
・月初、入社予定の会社の一次面接があった。壮絶な質問攻めにあい、面接後少し寝込んでしまった。新卒のエンタメ就活みたいな面接で心に多大なダメージを負う。でも選考は通過した。
・一次を通過したので、少しでもパワーアップして二次に臨む(本当は少し見返してやりたいと思った)ためエンタメの鑑賞本数を意識的に増やす。主に映画・演劇・ドラマの鑑賞本数を増やした。
・「PCスキルはいかがですか?」と面接で毎回のように聞かれて不安になり、都がやってる無料のエクセル講座に通いだす。無料なのにしっかりしててすごく充実。10月は個人的には勉強の月
・二次面接、意気込んで挑んだのに案外あっさりしていて意気消沈。ここで前職の話題を大量にふられ、前職で多くの人と関わっといてよかった〜!と思わされる

後半
現在入社予定の会社で志望意思を固め始める。応募数を減らす。今思えば受かってもいないのに危ない選択だと思います。
・もしかするとニートも終わりに近いのでは?と思い始め、行きたいところへ行ったり買いたいものを爆買い。
・別企業の最終面接で役員に「あなた苦労してこなかったでしょ」と言われ内心ブチギレる。こっちは波乱万丈の人生でたくさん苦労も努力もしてますけどね!!!人の苦労や努力はそうそう見えるもんじゃないんだよ!!!
その後内定が出たけどすぐに辞退。ムカついてその日は映画を2本はしごした。
・月末、本命最終面接。社長登場。はじめてこの態度を褒められる。何か面白い人だなという印象。(実際はどうか知らん)穏やかな面接で手応えあり。

ニート生活 11月

前半
・内定が出た。素直に嬉しい。関係各所にご連絡。
・ここにきて金銭面が不安になる。遊びすぎたかもと焦る。少しでも足しにしようとメルカリをはじめる。
・最後の休みだ!と思ってここぞとばかりに予定を詰める。これにより後で痛い目を見る。(すぐわかる)
・ディズニー行ったりパーソナルカラー診断行ったり、本格的にやりたいことリストを埋めていく。

後半
まさかの誕生日当日にインフルにかかり高熱にうなされる。
予定が詰まると基本こうなるけど、毎回ある意味タイミングが神がかっている。せっかくのキルフェボンのタルトも鼻が詰まって味がしない。でも入社に被らなくてよかったね。
・予定全調整。友達にも会えなくなった。ただその代わり使うお金は減った。財布的には一命を取り留めたのかもしれない。
・1週間寝込んだからか何となく体が軽い。高熱で死にそうになったのは困るが、好きなだけ布団で寝れたのは嬉しかった。でも風邪には気をつけよう。大人のインフルはマジでキツい。
・現在、穏やかに入社準備中。体整えてます。最近はQoo10メガ割とアマゾンブラックフライデーでコスメ漁ってます。

現在に至る。


4ヶ月間ニートをしてみて

感想

総括楽しかったです。
ダラダラもたくさんしたけど充実した4ヶ月だったんじゃないかな?と自分で思います。
平日にこんなに休みをもらえたのも、何にも縛られずに遊べたのも今回だけだったんじゃないかな。

就活しながらではあったけれど、個人的には精神的に余裕を持って仕事選びができたのはとても大きかったです。新卒就活時もかなり追われていたけど、在職中じゃこうはいかなかったと思います。

ニートの楽しみ方

ニート期間を計画的に楽しむのであれば、
やりたいことリスト”を作成するのをオススメします。

私は毎年、その年のやりたいことリスト100を作成しています。
とにかく些細なことでもいいからやりたいことを書き出す。逆にスケールが大きいことでも可。(時間はあるからね!)
そのやりたいことリストに沿ってどんどん行動していく。

中には金銭的に難しいものもあったりするかもしれませんが、何より時間に囚われずに何でもできるのがニートの良いところなので!
そうすると自分が何をしたいかも可視化できるし、効率的でもあります。

ニート期間を楽しみたい人も、ニートじゃないけど空き時間を有効活用したい人も、よければ参考にしてみてください。

思った以上に長くなってしまいましたが、ニート記録は以上です。何だか転職メインな感じになってしまいましたが…

さて、最後は転職編です。何を書こうかな…
それでは、いいニートライフを!

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