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20240102 2024年のNOTEの抱負

 「一年の計は元旦にあり」という言葉があり本来であればこの手の内容は昨日の午前に書くべきだったと思いますが、思い立ったのが今朝なのでまあいいかと思い2日の午前中に書いています。

 今年の私の抱負は「毎日論文を1本は読みそれについてNOTEに書く」にしたいと思います。

 そもそもこのNOTEを始めた理由も同じで、論文を読むことを第一目標としていたのですが、いつの間にか「論文じゃなくてもいいので毎日更新を継続する」に目標がすりかわってしまっており、最近ではほとんど論文について書くことはなくなってしまっておりました。
 しかし、それは当たり前といえば当たり前で、祭に関する論文探しを始めたころはちょっと探すだけで新規の紹介すべき論文が見つかるからNOTEを書きやすいけど、ある程度研究探しが進行すると新規の論文を発見するまでに時間がかかり、1,2時間かけて探しても自分の研究に関連のある論文が見つからないのがほぼ日常になってきました。さすがにそこまでの時間をNOTE執筆にかけるわけにはいかないので、さっと書ける身辺雑記を書くしかできなくなっているのは確かです。

 しかし、つい最近発想の転換が起きました。ゼミで「自分の関心に関して本や論文で学んだことをゼミの最初に簡単にでよいので報告してください。」という活動をしていました。これも最初は少し報告あったのですが、次第に「探してもありませんでした。」と言われて報告しない例が増え、その状況に対して「どんなのでもいいから報告して」とお願いするくらいしか提案できず、そのままずるずる報告がないのが当たり前になり、最後は報告の時間を取らなくなって終わってしまっておりました。
 この状況を打破するために、来年からは「テーマに関係がなかったとしても、本や論文に目を通したのならそれについて書誌情報をあげ、“どう関係なかったのか”を報告してください」とお願いするようにしようと思いつきました。それなら、「テーマに関連する研究がなかったから」と言って最初から研究を探さずに済ませることはできなくなると思われたので。

 で、最初はこれは学生に向けた働きかけだと思っていましたが、この行為は自分にとっても有効だなあと思いつきました。これまで、「自分の研究に近いかな?」と思って軽く目を通したけれども予想と反していた場合、その論文についての書誌情報の記録もせずにメモも取らずにそのまま廃棄しておりました。そうするとその論文に目を通したことは本当に記憶の中に全く残らず、まったくなかったことになるだけでした。
 しかし、目を通した論文の書誌情報と関係のなさを軽くメモしておくだけで、「~本読んだのにでてこない!やはりこのテーマはレア!」とか主張しやすくなりますし、「~についてはAやBやCに関する研究はあるがDについてはない。だからDの研究をするのが有効」みたいな記述もしやすくなるなあと。

 なので、本日以降は「自分の関心とは全く違った研究であっても、書誌情報と、どう自分の関心と違ったかだけは書いてNOTEにあげるのを毎日続ける」ことを今年の一年の計にしたいと思います。まあ、生来より身辺雑記的な文章を書くのが好きなので論文紹介に足して身辺雑記を書くこともあると思いますがそれにもお付き合いいただけると幸いです。
 
 ということで一年の計を元旦+1日に書いたので午後は論文紹介できるように読んでいきたいと思います。

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