【読書】「思考力の地図 論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方」で論理的な思考を学んだこと

はじめに

現代は変化の流れが早い時代です。新しいサービスや技術がどんどん出てきているので、それらを活用したり、または作ったりしないといけません。
たくさんの選択肢がある中で、主観的な視点だけで見て考えると、モレやダブりが発生したり、よりより選択が出来ない場合が発生します。
このような時代で物事を考えるときのベースとなる考えとして、思考力の重要性は高くなってきていると思います。
思考力について、より理解を深めるために「思考力の地図 論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方」を読んで気づいたことをアウトプットしていきたいと思います。

思考力が有効になる状況

思考力が有効になる場面は、「何が問題なのか?」を考えるときです。不確実なことが多い時代でもあるので、解決策がわからない状況も多々あるかと思います。
指標が無いもの、わからないことに対して、抽象的に扱ったり、想像したりすることで解決策を模索していく必要があります。
この抽象的に扱ったり、想像したりすることは論理的な思考であり、不確実なことが多い時代で重要なスキルになります。

論理的思考力が必要な理由

論理的な思考力が必要な理由は、多くの人にとっての共通言語として使用できるからです。
一人ひとりには思考のクセがあります。思考のクセは、主観的にものを見ることで起きるものであり、物事の解釈が違ってくるのもこれらが影響しているからです。
多人数で仕事をするときに、この思考のクセがコミュニケーション時の障害になる可能性があります。なので、これらの思考のクセをできるだけ影響させないように、論理的な思考が共通言語として必要になります。

思考力の構成

思考力には構造があり、基礎的な考えの上に実践的な方法を積み上げていきます。(上が実践、下が基礎)

  • フレームワーク思考、仮説思考力、アナロジー思考力

  • 論理的思考力、直感力

  • 具体と抽象

  • 知的好奇心・疑う心

知的好奇心や疑う心を持って考えるところから始めていきます。
そうして対象を決めて、それらを抽象的にあつかったり、物事のつながりを考えたりすることでどのような解決策が良いかを選択することができるようになります。
上記のようにして考えた過程や結果は、論理的で説明するときにもわかりやすく、説得力があります。

フレームワーク思考

フレームワークは、物事の全体を俯瞰するために使用できます。
誰もが同じような思考になるための枠なので、より論理的な結論を出すことができて、思い込みや盲点に気づくことができるようになります。
フレームワークには以下のようなものがあります。

  • MECE・・・モレなく、ダブりないようする

  • QCD・・・品質、コスト、納期で製品について問題点を考える

  • SWOT分析・・・企業の強み・弱み・機会・脅威について考える

上記のように汎用的に使用できるようなものから、ある特定の分野に特化したものまであります。
フレームワークを使用することで、短時間でアウトプットを出せるようになったり、誰かに伝えるときもわかりやすくなったりします。
ただ枠で考えるので、その枠外まで考えなくなりアイデアが出なくなる可能性もあります。なので、ある程度フレームワークで考えたあとに、枠外まで意識して考えることも重要になりそうです。

おわりに

今回は、「思考力の地図 論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方」を読んで学んだことについて書いていきました。思考力は今後更に重要になってくると思うので、引き続き本を読んだり、仕事で実践して伸ばしていきたいと思います。

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