松谷マヤ

女性という理由で踏んづけられるのがイヤだったらそれはフェミニスト、というくらいの大雑把…

松谷マヤ

女性という理由で踏んづけられるのがイヤだったらそれはフェミニスト、というくらいの大雑把な認識でやってます。文を短くまとめるのが苦手です。

最近の記事

クィア理論と言えばこういうのもありました! ジェン・アイザクソン「フーコーからサンフランシスコへ――クィア理論の不変のルーツ」 https://appinternational.org/2021/09/10/izaakson_from-foucault-to-san-francisco/

    • そういえばクィア理論の問題性を文中で説明していませんでした。以下が参考になります。 プラックローズ&リンゼイ 著『特権理論』を紹介しているブログ https://liberalartsblog.hatenablog.com/entry/2021/10/29/215004 シーラ・ジェフリーズ クィア政治とは何か https://note.com/f_overseas_info/n/na7587cf2a5d9

      • 今気がついたけど、岡真理氏は2019年に『彼女の「正しい」名前とは何か』を新装版で出し直しているのか。 この本の「新装版のあとがきに代えて」を見ないと何とも言えないけど、現在も「トランス女性は女性です」派である可能性がまた濃厚になりました。

        • ポジショナリティを無化するためのインターセクショナリティ

          1.小宮友根氏はインターセクショナリティに何を見るのか? 現在、小宮友根氏は、千田有紀氏の『社会学評論』掲載の論考について「よくあるトランス差別のやり口」などの言葉を用いて悪印象を広めようとしている。正当な査読を経て世に公表された論文の価値を、批判という体裁をとりながら差別という言葉を機会があるごとに混ぜこむことで、毀損しようとしている。批判に応じて出された証拠についても、その価値を捻じ曲げようとする。 彼のこの姿勢に怒りを感じるとともに、なぜ小宮氏がこのような姿勢をとる

        クィア理論と言えばこういうのもありました! ジェン・アイザクソン「フーコーからサンフランシスコへ――クィア理論の不変のルーツ」 https://appinternational.org/2021/09/10/izaakson_from-foucault-to-san-francisco/

        • そういえばクィア理論の問題性を文中で説明していませんでした。以下が参考になります。 プラックローズ&リンゼイ 著『特権理論』を紹介しているブログ https://liberalartsblog.hatenablog.com/entry/2021/10/29/215004 シーラ・ジェフリーズ クィア政治とは何か https://note.com/f_overseas_info/n/na7587cf2a5d9

        • 今気がついたけど、岡真理氏は2019年に『彼女の「正しい」名前とは何か』を新装版で出し直しているのか。 この本の「新装版のあとがきに代えて」を見ないと何とも言えないけど、現在も「トランス女性は女性です」派である可能性がまた濃厚になりました。

        • ポジショナリティを無化するためのインターセクショナリティ

          短縮版です!「井谷聡子氏の『男女の境界とスポーツ』を読んでみた」

          前に書いたこちら「井谷聡子氏の『男女の境界とスポーツ』を読んでみた」が気軽に読むには長すぎるので、以前の自ツイートをもとに内容を短くまとめました。 ……………………………………………………………… 井谷氏「エリートスポーツの世界では差別的・屈辱的な性別チェック・性別コントロールが行われてきた!許せない!」 井谷氏「DSDs(性分化疾患)のセメンヤ選手はお気の毒!満足に競技できないまま、もう29歳だよ!?残り時間が無いよ!?」 井谷氏「セメンヤ選手のようなDSDsの選手も、

          短縮版です!「井谷聡子氏の『男女の境界とスポーツ』を読んでみた」

          井谷聡子氏の「男女の境界とスポーツ」を読んでみた (初出:2020年7月)

          ※内容だけ知りたい場合はこちらの短縮版をどうぞ ※以前に別名でnoteに出していたこの文を引っ張り出しました。どうやら日本の研究者の方でMtF トランスジェンダーの女子スポーツ参加について書いている人はこちらの井谷氏の他にいないようです。長いので引用部分だけでもどうぞお読みください。 岩波書店『思想』の2020年4月号に掲載された論考です。この論考を読むにあたり最も重要な情報は、執筆者がカナダの大学を出ている、ということです。井谷氏はトロント大学オンタリオ教育学研究所修了

          井谷聡子氏の「男女の境界とスポーツ」を読んでみた (初出:2020年7月)