お菓子マツザワ

お菓子マツザワの店長です。 食べものやそうでないことについて、思ったことを自由に書いて…

お菓子マツザワ

お菓子マツザワの店長です。 食べものやそうでないことについて、思ったことを自由に書いています。

最近の記事

ちょいダサというやつしの美学

最近、お菓子マツザワの理念であったり、イメージを他の人に質問される機会がちらほらあった。 もちろんそんなときは作っているお菓子のテーマであったり、目指していることを答えたりするのだが、最近自分の中でしっくりくるフレーズを見つけよく使っている。 それは、 「お菓子マツザワは、ちょいダサです。」 説明するまでもないが、ちょいダサとはちょっとダサいという意味である。 いや、ダサいて。 謙遜のし過ぎなのか、あるいは自己肯定感低すぎなのか、いずれにせよその言葉の第一印象から他者

    • パンという愛の結晶

      パン、お好きですか? マツザワは何を隠そう生まれてこの方ずっと朝はご飯派でしたが、なんの因果か天変地異か、ここ最近は朝はパンパパン派です。 パンがないとちょっと朝不機嫌になるくらい身体が毎日パンを欲しています。 そんなマツザワは以前仕事でパンを焼いていたことがありました。 大学を卒業して新卒で入った会社が食品スーパーだったのですが、最初に配属された部署が何故かスーパーではなく、系列のイタリアンレストランのベーカリー部門という特殊部隊でした。 それまでパンを焼いたこと

      • 強めの女の飯論

        強めの女、が好きです。 まず「強めの女」とは何か。 これはなかなか定義が難しい。 強さとは何か、の感じ方の違いもありますし、今やジェンダーレスとか性の解釈もいろいろありますから、読者の皆さんそれぞれ思い浮かべる「強めの女」は違うかもしれません。 読者の皆さんの周りの「強めの女」、想像してみてください。 マツザワが「強めの女」(だと思っている)で、好きな人は、著名人だとMEGUMIさんとか、Awichさんとか、アンミカさんとか、そのあたりの人が好きですね。歴史上の人物だ

        • 空也の思い出

          皆さん、「空也」の最中はご存知でしょうか。 創業135年の和菓子屋の老舗中の老舗、焦し最中に上品なあんこをつつんだ「空也最中」が有名な、銀座の名店です。 もはやわざわざ紹介するまでもない程いわずもがなの名店であることは間違いありませんが、かくいうお菓子マツザワ店主は数年前までは全く存じあげませんでした。 私の世代も含めて、最近では最中を日常的に食べる機会なんてそうないんじゃないでしょうか。 マツザワも普段食べる最中といったら、チョコモナカジャーンボ!くらいで、そんなに日頃

        ちょいダサというやつしの美学

          ニュアンス飯のススメ

          ニュアンス飯。 そんな言葉を聞いたことがあるだろうか。 いや、ない。(反語) あるわけがなかろう。 なぜなら、ニュアンス飯とはマツザワが自分のつくる料理に苦しまぎれに名づけた造語だからである。 (※一応ニュアンス飯でググってみましたが、他の人が使っているような雰囲気はなさそうでした雰囲気とは?) ことの発端は先日の夕飯に遡る。 在宅勤務終了後、急いで飯を作らねばと慌ただしくガバッとあけた冷蔵庫内の惨憺たる食糧難の光景にしばし言葉を失う。 厳しい現実を前に、なすすべもな

          ニュアンス飯のススメ

          食べることが好き

          こんにちは。 お菓子マツザワのマツザワです。 インスタではよく好き勝手にあれやこれやと発信しておりますが、さらに好き勝手に(お菓子と関係ないことも)いろいろ書いてみたいという思いがあり、noteをはじめてみます。 不定期更新ですが、お時間ある方お付き合いくださいませ。 さて、タイトルのとおり、わたしは食べることがすきです。 食べることがすきとはなんぞや。 お腹が空けばご飯を食べるし、おいしいものをおいしいと感じるのは当たり前の感覚でもあります。 むしろ生きていくために

          食べることが好き