見出し画像

【転職エントリ】HR tech領域のプロに。フリーランスから会社員に戻ります。

2021年8月、僕は地域の人材マッチングプラットフォームを運営するベンチャー企業から離れ、フリーランスの求人広告ライターに転身しました。

きっかけは当該リンクにも記載した通り、仕事に対する嫌気。自信の喪失。体調不良。

世の中のフリーランスは「キラキラしててカッコいい」というイメージもあるかもしれませんが、僕の場合は後ろ向きな理由での転身であり、当時は不安な想いが募るばかりでした。

しかし、ありがたいことに会社員を辞める決意をしてから間も無くして都内にあるWEB系求人広告代理店とご縁があり、専属の求人広告ライター(業務委託契約)として活動していく運びに。

特に今までに求人広告ライターとして実績があったわけではありませんが、2社前で求人広告の営業をやっていた経験と、副業でライターをやっていた経験を買われ、「営業目線でのライティングをしていただけると嬉しい」「正社員・業務委託で区別をする会社ではないので安心してもらいたい」との声をいただいたことが決め手となり、迷わずに当該クライアント先での稼働をスタートさせました。


丸2年間のフリーランス生活で培ったスキル

僕には求人広告ライターとしての実績はなかったものの、求人広告営業としてのノウハウはあったため、何とかこの業界で“ライター”という道で生き延びていくことができました。

求人広告ライターとして必要不可欠な取材スキルや制作スキル、業界知識などは独学で1から身につけ、プロとして早い段階で結果を出すことに成功。

もちろん、2年間やっててもいまだに打ち出しに悩んだり、職種によってはペルソナがいまいち見えてこなかったりと課題も浮き彫りです。ただ、2年間で約600〜700件の求人広告の制作や広報記事の制作などに関わり、世の中の企業の採用成功に貢献できてきた自負はあります。

人生で初めて「ノマドワーク」という働き方にも手を出し、3月には1ヶ月のタイ周遊旅、6月〜7月には2ヶ月のアジア周遊旅をしながらにして、何事もなく仕事と両立することができました。

我ながら、順風満帆に求人広告ライターとしてのステップを歩んでいたようにも感じます。

2023年6月〜7月に、アジア6ヶ国25都市周遊をしてきました。

会社員→フリーランス→会社員という決断

結論から言うと、フリーランスを辞めて再び会社員に戻る格好になります。

こうなった経緯や理由を述べる前に、まずは僕のこれからについて。

2023年8月末、フリーランスとしての生活に終止符。
2023年10月より、人材紹介プラットフォームを運営するHR techベンチャー企業に就職。

業界は同じく、HRの領域で活動することには変わりはありません。しかしながら、今回は今まで仕事で携わったことがない「人材紹介」という領域に踏み込んでいくことになります。

当該企業でどのような業務を行うかと言うと、肩書きとしては「人材紹介プラットフォームの求人ディレクター」という立ち位置。簡易的に言うと、求人広告ライターの仕事に「管理・マネジメント」の業務が加わったような形になるということです。

業務はこれだけに留まらず、他にもBizDev、広報、メディアなど多彩な仕事をお任せいただけると聞いています。

HR techに対する想い

では肝心のフリーランスから会社員に出戻りする理由についてですが、これに関しては実は特別な動機はありません。

強いてフリーランスとしてのデメリットを挙げるのならば、「フリーランスはスキルアップにおいて頭打ちになるケースが多い」という点に尽きます。

ご存知の通り、フリーランスの世界では日々勉強をし、全てのスキルを自らの頭でインプットしていく必要性があります。この活動を怠ると、フリーランスは一気に地に落ち、下手したら明日食っていくお金すらも急に失うケースが往々にしてあります。

一方で、HRの世界に身を投じるにしても、それに特化した事業会社であるならば、スキルや知識面において頭打ちになることはなく、むしろ常々アップデートされていくものだと感じました。更に言うと、会社員の給与面・待遇面の安定性については4社経験している自分が一番熟知しているつもりです。

僕が10月から入社する会社は「HR特化型事業」を展開しているだけでなく、「採用活動(転職活動)において後悔のない意思決定を当たり前に」というテーマを掲げており、まさに自分がフリーランスになる前に制定していた軸と被っていたこともあって、今回の入社のきっかけにもなりました。

“採用”という正解がない事象において、企業にとっても求職者にとっても「後悔のない意思決定」ができる媒体やツールが世の中にあることは必要不可欠だと思っています。この想いが込められたサービス作りに関与できることは、この上なく自分のやりたいことに近しいものだと感じました。

だからこそ、来年30歳になるこの齢で、またHRの業界で新たなチャレンジをしていく価値があると思ったのです。

最後に

フリーランスの2年間があったからこそ、改めて自分に自信を持つことができるようになりました。

この業界で1からスキルや実績を積み上げられたからこそ、HRの世界でまだまだ頑張りたいと思えるようになりました。

東京の会社に出社をするというのは秩父の田舎民からすると大変なことでもありますが、むしろ今は新しい挑戦ができることにワクワクした想いでいっぱいです。

9月は丸1ヶ月休息の時間を設けようと思っているので、また10月から心機一転頑張ります!

この記事が参加している募集

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?