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【Day393】ネパール🇳🇵workaway final

帰国日まで日が迫っています。
ややおセンチモードです。

さておき。

ネパールでの合計約2週間のworkawayが終了しました。

ネパール人に伝えてもピンと来ない小さな村パティスワラ。
標高1200mに位置し、パティスワラ以外にも小さな村がいくつか点在する。もちろん観光客なんて来るはずもないこの場所は日本人はやはり珍しくすれ違う人に「カミィの所に行くの?」と聞かれ、都会にはないこの勝手知ったる感はとても居心地が良い村。

何にもないからこそ素晴らしい。

仕事はというと、ある日は開墾して飼育している牛の糞から作り上げた肥料を混ぜ畝を作り、コーンや豆、ターメリック等を植えたり、ある日はコーヒーを木から摘み皮を剥いて乾燥させてローストしたりと、たまに牛を使って畑を耕す以外は機械は一切使わず、広大な土地にも関わらずその殆どを手作業で行い自然農法を主体とする今回のworkaway。


飼育している鶏は卵用ではなく食用であり、一撃で仕留めて美味しく頂き、ヤギは大きくなったら売りに出す。
乾季という事も相まって、水は使用が限られていて、広大な畑への水やりも難しく、僕らが滞在した2週間のうち1回だけ雨が降った日は本当にもう嬉しくて。


出来ない事はたくさんあるけれど、日本に帰ったら庭でもやってみたいなと思う経験がたくさんできたのが何よりも大きな財産。

木から摘んだコーヒーの実。
水に浸してから皮を剥く。
皮を剥いて乾燥させたコーヒー豆。
ここからさらに薄皮を剥く。もちろん全て手作業。
その後ローストしてお馴染みのコーヒー豆となる。
純度100%のこちらもガッツリ自生している。
畑の水やり。
きっとジョウロであげる方が節水になると思いつつ見届ける。


そんな中、非常に残念な事に観光休養と称したポカラ明け以降も再び胃腸炎が僕を襲い、2日働いて2日寝込むとう本当に情けない日々を送る事に。

寝込む日々。
水なのか食事なのか、、、


ホストのカミィは都会を嫌い地元を愛すとても素敵な好青年。
誰にでもフレンドリーで道行く人にも声をかけたりかけられたり。子供にも懐かれていてカミィの家に自然と人が集まるような素敵なホストでした。

たくさんのありがとうがあり、何かお礼をしたい気持ちがあったので、この旅の為に購入し1年間海外を連れ回した僕にとっても思い出深いギターをプレゼント。

正直僕にとっても大事なものではあるけれど、僕はまた買う事はできる。
でもこの村ではギターはおろか弦すらも買う為には街へ出る為の相当の労力とお金が必要となります。

いつかこの村に住む子供達も一緒に使ってもらえたら良いな。

喜んでもらえたようで何より

身も心も軽くなり、いよいよ1年間で合計8カ国10ヶ所によるworkaway生活も終了。

帰国まで残り1週間。

ネパールを離れ、最後はベトナムを訪れ少しばかり遊んでから帰ります。

カミィとお母さんとご近所さん
本当にお世話になりました。

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