ホストのフラットはとても素敵な男性で子供達と遊ぶのもとても上手。

トルコ語ではお父さんの事をババと言い、
我が娘がフラットの事を「ババ」と呼び出しました。

危ぶまれる僕の存在意義。

さておき。

この旅2度目となるトルコでの生活も残す所あと3日。


今回トルコに来た理由としては、次の目的地のイランに行く為。


そもそもでイランに行く予定はなかったものの、前回トルコに来た時にたくさんのイラン人と出会い、その人間性に惚れ込み行ってみたい国となりプランに加える事になったイラン。


そこへ来て、年明けのイランでのテロ事件が起きた。


まだ我々がフランスに滞在している時で、これは断念せざるを得ないのか？と思いながらニュースを日々チェックしつつ、外務省や大使館始めネットやSNSで情報を収集。



さらにはビザの件も含め、現状訪れる事が可能なのかを在日本イラン大使館に電話したところ、アドバイスを得る事ができた。


「安全に関しては私達に言える事は二つ。それは外務省のHPをチェックする事と、占い師に聞く事だ。」


失笑しか出ないペルシアンギャグをぶっ放され、外務省のHPは常にチェックしていたので、
「よし、後は占い師に聞くだけだ！」
なんて訳にもいかずなのは言わずもがな。




占い師はいないので、イランの友達や渡航歴のある人達に軒並み聞いてみた所、
ニュース等で流れている状況とはうってかわって、現状は問題なく、強いてあげるならば、イランに限らず他の国に行くのと同じで、気をつければ大丈夫とのことで渡航を決意。



そして、なかなか情報の少ないビザ取得の為、イラン大使館がある且つテヘランまでの飛行機があるトルコのアンカラに訪れた訳です。


2023年末に日本から観光目的でのイラン往訪について、ビザ取得不要とのニュースは出ていたものの、正式にいつから開始かは不明。
問い合わせても不明。


アライバルビザのみで行けるという情報もあれば、アライバルビザで渡航しようとした所、ビザがない為そもそもで飛行機に乗れない等、情報は錯綜するばかり。
※アライバルビザ→現地到着時に取得可能なビザ


肝心の在日本イラン大使館に電話で聞いても「きっとビザはいらない」と曖昧な返答。


多少の運要素を期待してアライバルビザで入国を目指す為、自分たちの運はいかほどのものなのか？いよいよ占い師の出番か？と思った矢先、やっと観光目的(最大15日)での滞在ならばビザ不要との正式リリースが。


こうして結局の所、何も準備する必要がなかった準備期間をトルコで過ごしています。

気がつけば、前回も合わせてトルコには最長且つ滞在可能期間ギリギリの90日となります。
※トルコは180日間の内90日間のみビザ不要で滞在可


イランでは、テヘラン→シーラーズ→イスファハーン等を訪れる予定。


調べれば調べる程、渡航経験のある人達は素晴らしい国だったと口を揃える魅惑の地イラン。


ようやく準備も整い、最大限の注意を払いつつ今週末に出発です。