【備忘録】新幹線撮影の設定について
はじめに
先日、東海道新幹線の小田原駅で撮影をしてきました。
撮影時の設定について、備忘録も兼ねて書いていきます。
先にベストショットを上げておきます。
使用機材
カメラは富士フイルム X-T4、レンズは XF 70-300mm を使用しました。
露出設定
まず絞りはF8としました。
編成全体を見せたいこと、レンズのテレ端開放がF5.6なのでそこから少し絞っておきたかったことが理由です。
こちらはこれで良かったと思います。
シャッタースピードは1/1000secとしました。
夏の陽炎の影響もあり判定が難しいですが、ほんの少しブレてしまったかもしれません。
ISOはオートで撮りました。
東海道新幹線は車体が白いため、白飛びしないように露出補正を-1〜-2段としました。
撮れた写真ではISOは160となっていました。
ISOには余裕があるため、シャッタースピードを1/2000、1/3200などに上げたほうが良かったと思われます。
構図
初めのうちは新幹線を追ってレンズを振ってみたり、ズームを動かしたりしていましたがうまくいきませんでした。
理由は2つあり、1つ目は単純に技術不足で追いかけられないこと。
2つ目としては、ズーム操作でピント位置も動いてしまいオートフォーカスが付いて来なくなることです。
2つ目のほうは穏やかにズーム操作をすれば解決するのでしょうか?
それとも高いレンズを買えばズーム操作でピント位置が変わらなくなるのでしょうか。
よく分かりませんが、少なくとも慣れるまではズーム操作しないほうが打率は上がりそうです。
最終的にうまくいった方法としては、
構図を先に決めておいて待機。
列車が画面に入ってきたらひたすら連写する。
撮影中はパンもズーム操作もしない。
となりました。
もちろん上手くなればパン、ズーム操作、さらには流し撮りなどできるかもしれませんが、初心者のうちはこの方法が良さそうでした。
オートフォーカス設定
上記の通り、ズーム操作をするとピント大外しとなってしまいました。
しかし構図固定の方法であれば、AF-C、トラッキングモードで十分食いついてくれました。
手順としては、列車が画面に入ってくる位置にフォーカスポイントをセットしておき、やってきたら半押ししてトラッキング開始、というふうです。
RAW現像
RAW現像についてはこちらの助川康史さんの記事を参考にしました。
具体的には
コントラストを下げる。
色を鮮やかにする。
です。
富士フイルム機で言うと、1については「トーンカーブ」の項目からハイライト、シャドウともマイナスにしました。
2についてはいわゆる「ビビッド」に当たる「Velvia」に設定の上、「カラー」「カラークローム・エフェクト」「カラークローム ブルー」などでさらに調整しました。
まとめ
以上のことから完成した写真が初めに上げたものです。
次回の撮影時は、まずは今回の成果を土台とし、さらに上手く撮れるよう練習を重ねたいです。
お読みいただきありがとうございました。
参考文献
過去の自分の記事
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