『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の主題歌であるOfficial髭男dismの新曲「SOULSOUP」が、12月13日に配信リリースされた！

『SPY×FAMILY』は観に行くつもり満々で、さっき映画館でムビチケをゲットしたばかりだ。置いてあるフライヤーがラスイチで人気の高さを感じた。

そんな今冬の注目映画の主題歌である「SOULSOUP」だが、聴いてみたらこりゃいいっすねぇ！！ と声に出てしまった。

ビューーン！ わちゃわちゃ！

楽しくてワクワクする曲調だ。まだ観ていないけど、映画にとてもマッチしているのがもう分かる。鑑賞後に聴いて印象がどう変化するのかも気になるところ。

さらに、イントロや間奏でくりかえし流れるビューーン！ と勢いのある音によって「SOULSOUP」の疾走感がより一層増している。

いい意味でわちゃわちゃした落ち着かない感じが『SPY×FAMILY』のドタバタコメディ感を表現している。他にも『SPY×FAMILY』を感じる要素がいろいろあるが、また後述する。

なんとなく冬っぽさを感じるのは自分だけだろうか？ クリスマスの雰囲気みたいなハッピーでちょっとせつないメロディーだと思う。意図的なものだとしたら、映画の公開時期を考えたものだろう。

タイトルと絡めるのが上手いよ！

「SOULSOUP」というタイトルの通り、スープにまつわる歌詞が並ぶ。

スープと絡めつつ、人生の苦悩を歌っているのが上手い。“自家製の大ピンチ”や“ビターなこの現代”のような比喩的な表現が巧みだし、よくスープからここまでいろんな歌詞のアイデアが浮かぶよなぁ……って思う。

そういえば、以前リリースした『SPY×FAMILY』とのタイアップ曲である「ミックスナッツ」でも同じことを感じた。ナッツからの連想ゲームが上手すぎだろ……ってビビるくらい、ナッツに関する表現が散りばめられていた。

スープとナッツ、どちらも食べ物だ。作詞をしたボーカルの藤原聡さんは、みんなで囲って食事をする食卓こそが家族の象徴だと考えているのかもしれない。

そんな上手い歌詞の中で、おもわずグッときたフレーズがある。

素敵なプロポーズだ。もう独りきりを選ぶわけないっていうのもいいし、あなたとの日々を欠かしたくないってことはずっと一緒にいたいって意味だろう。

恋愛にも家族愛にも受け取れる、まさに『SPY×FAMILY』の主題歌にふさわしい曲だ。

ヒゲダン、やっぱりセンスの塊

聴いた印象がどれも『SPY×FAMILY』と関連しているのが、タイアップ曲としてこれ以上ない。曲調も歌詞もセンスであふれている。

映画の大ヒットはまずまちがいないとして、どのくらいヒットするだろう？？ 加えて劇場の大音量で「SOULSOUP」が聴けるっていう楽しみができてうれしい！

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