大人になった今Aqua Timezを聴いてみた
Aqua Timezは僕の青春だ。小学生のころ、はじめてのCDプレイヤーにイヤホンをつないでよく聴いてた。
CDショップでアルバム『うたい去りし花』を買ったのをおぼえてる。虹色でカラフルなジャケ写は今でも大好きだ。
Aqua Timezが好きだったあのころからだいぶ経った今、ひさしぶりに聴いてみた。
『BLEACH』の思い出
Aqua Timezは、王道ロックバンドと呼べるだろう。聴く人を選ばない爽やかな曲調とメロディ。わりと若い人が聴くイメージはあるけど、老若男女に愛されるバンドだと思う。
『決意の朝に』は主題歌だった『ブレイブ・ストーリー』を観てないのになぜか「いい話だったねぇ……」って気持ちになる。観てない映画を観たように錯覚するのも、思い出補正に含まれるんだろうか?
僕はTVアニメ『BLEACH』の主題歌である『ALONES』や『Velonica』がとくに印象に残ってる。当時テレビで放送してた『BLEACH』を、ながら見しながら流しっぱなしでつけてたからだ。
オープニング映像とあわさって、さらにカッコよくきこえた。白黒の映像の中、ぬいぐるみの「コン」が曲にあわせて歌うところから始まるのもおぼえてる。その演出もおしゃれでクールだった。
たしか主題歌のころ『BLEACH』はちょうど破面篇で、敵に連れ去られたヒロインの織姫を一護たちが助けに行くというストーリーだったと思う。
曲を聴いただけでするするとアニメの内容まで思い出すくらい、当時の記憶とリンクしてるのがAqua Timezなのだ。
大人になっちゃった
今、僕は大人になった。中身とかが大人の基準に満たしてるかはちょっと疑問だけど、年齢的には大人と呼べる年になった。
大人になるまでにいろんなことがあったし、Aqua Timezをよく聴いてたころとは環境や考え方もガラッと変わった。
『ALONES』の歌詞で、好きなフレーズがある。歌い出しの部分だ。
アニメにかぶれてるわけじゃない。いや、かぶれてるところはあるんだけど、僕以外にもこの歌詞に共感する大人は多いんじゃないかなって思う。
これまでの挫折や苦悩。そういう経験の積み重ねが、僕たちを大人にしたんだろう。
そんな大人になっちゃった僕は、Aqua Timezを聴くと言いようのない懐かしさとまぶしさを感じるのだ。
僕が変わっても音楽は変わらず
聴き手がどれだけ変わろうとも。時間が経って見た目や考え方が変わろうとも、音楽はいぜんとして変わらない。
聞こえ方は変わることがあるだろう。Aqua Timezの曲は小学生のころは純粋に大好きな曲として、今はついつい当時を思い出しちゃう青春の音楽として、僕の心の中に残り続けてる。
たまに昔好きだった曲や歌手を聴くと、やっぱり好きだなぁってなる。案外、音楽の好みもずっと変わらないものなのかもしれない。
Aqua Timez、やっぱり好きだなぁ……。
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