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入稿道中膝栗毛

膝栗毛というのは徒歩の旅のことを言うらしい。
徒歩の入稿って何?印刷所まで歩いて紙の原稿を持っていくこと?それは無理だけど語呂がいいからこのタイトルにさせてください。

この度来月6月16日に岩手県産業会館7F大ホールにて行われます文学フリマ岩手9に持っていくための本を無事入稿し、原稿料の振込も終わらせることができました。
そしてなんと!
当初告知しておりましたエッセイ合同本のほかにマオンロンシーの個人誌も作ることができました。
つまりどういうことかといいますと同人サークル「問いたい会話」は同人即売会初参戦で新刊2冊をひっさげて(ひっさげてって言葉ライブツアー以外でも使えるんだな)盛岡まで行かせていただくかたちになります。
やったー!!
本が2冊も出るぞーーーー!!!

お品書きの画像などは後日スペース番号が出た際に改めて公開しますのでお楽しみに!


今回私マオンロンシーと仲間たちは生まれて初めての「入稿」を行ったのですがまずこの「入稿」に辿り着くまでが大変でございました。
直してはPDFにして直してはPDFにして確認してまた誤字、レイアウトミス、修正、PDF、確認と言う感じでして。
「まさかこんなに大変だとは想像もしていなかったぜ!原稿を書いてPDFにするだけじゃあないんだな、入稿って!へへっ!」とコロコロコミックに載っていそうなホビー漫画の主人公みたいな「へへっ!」を出してしまいました。多分声はくまいもとこさんです。へへっ。

文字本の入稿ってフォントもあるし行間フォントにサイズ、レイアウトと思ったより考えることが多いしページがずれると目次もずれるし後からそれを直してまた調整して治しての繰り返し作業によって私は名探偵津田2でドッキリが入れ子構造になっていることが発覚して混乱する津田探偵のような感情と顔にさせられました。
しかしそういった苦労があった分入稿できたときの喜びというのもひとしおでTwitter(私はまだアプリをアップデートしていない)のタイムラインでいろんな人が「脱稿しました〜!」と喜びを語っているあの気持ちが分かったような気がします。
そうか、私まだ「脱稿した」っていってなかったな。

私、脱稿したんだ!


脱稿しました〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!


なんだかいろんな「同人あるある」を今になってなぞれているこの感じめちゃくちゃ気持ちいいですね。
このあたりは二冊目に出す個人誌に詳しく「記録」してありますのでぜひ手に取ってもらえたらと思います。

そういうわけで6月16日の日曜日、盛岡で行われます文学フリマ岩手9文学フリマ岩手9の「問いたい会話」スペースはわたくしマオンロンシーと合同誌を作った萩、 Chemmyと3人でスペースを回す予定なのでよろしくお願いします。
サークルチケットは2枚なのでおそらくですが2人体制のローテになりそうです。
当日は皆さんと会えるのを楽しみに待っておりますのでよろしくお願いします。

残部は通販にしたりする予定なのでこちらの案内も即売会終了後に整い次第note上でも連絡させていただきますので重ねてよろしくどうぞです。

1冊売れたら御の字だと思って始めた文学フリマ岩手9出店計画ですがここまで形になるといよいよワクワクしてきますね。
嬉しい悲鳴をあげたいのが本音ですが謙虚な気持ちを忘れず、自分のことばかりではなくて即売会全体を丁寧に盛り上げよう!という心も保ちながら参加させていただきたいと思っております。


そういうわけで6月の父の日はみんな岩手に来なはれ!東京から新幹線で一本!盛岡はデカい街!!
かく言う私ももう20年近く盛岡に降り立っていないので今からどんなお店でどんなご飯を食べるか楽しみにリサーチをしております。へへっ。



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