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自分でも考えてみた、挑戦とは何か

先日、ImpactHubKyotoで開催されたイベントに参加した

友人の原田岳くんが、新たに手掛けるオンラインプラットフォーム。京都に在学する大学生たちが様々なチャレンジを起こせる場を作り出したいという思いで始めるそうで、そのビジョンやコンテンツ、そして何よりそこに至るストーリーについて語ってくれたイベントだった。

「既存のコミュニティの壁を壊す」というキーワードが心に残り、これは物理的に壊す(そこを辞める)ではなく、複数のコミュニティに属することや、そこで新たな視点を持ち固定的な考えや視点を壊すという意味を持っていると教えてくれた。『複数のコミュニティに属する』ということもまた、とても大事だと思うことで、そうすることで自身の多様な人間関係も築けるし、コミュニティにも新たな視点をもたらせる。人間がずっと森の中に隠れて住んでいたところから、高原に出てみたときもきっと同じような展開だったんだろうな。なんて大きな話ではないが、具体的にはNPO運営も1団体だけでなく複数に所属することで、相互でノウハウを伝搬される人材になれるし、例えば中間支援組織と実践組織に入れば役に立つ情報をいきかわせることができる。

そして、イベントの後半は「挑戦とは何か」というテーマで、全員参加型のさんま御殿のような進行をPaKTのしゅーしさんが行って対話が始まった。PaKTもまた素敵な組織だし、何よりしゅーしさんが愛すべき存在なので是非リンク先を見て欲しい

そこで出たお題「挑戦とは何か」について、残りの時間を書いてみようと思う。イベントでは「挑戦までの期間ってどのくらいですか?」「挑戦して欲しいと思うことは?」「挑戦する家族とは?」などいくつかのトークテーマが出たが、特に「挑戦とは、どこからでどう始めていくものなのか」というのが自分の中では一番考えてみたいことだった。つまり「挑戦とはそもそも何なのか」ということ

ハッと思ったのは「意思決定して、やってみること」だった。自分で何かを決めてみること自体が挑戦だと思っていて。「よし、明日は6時に起きる(何が何でも)」ということも挑戦だし、「8週間、モーニングページ書くぞ」ということも挑戦だと思う。ので、昨日の夕方にそれを決め早速始めたのが今。他にも、「この本を読み切るぞ」とか「朝聞くのにいい音楽探す」とか自分で「やると決める」ことが挑戦だと自分では思っている。そして、やってみる。この「やってみるレベル」は重要だと思っていて、すぐにやれるように設定しているのが自身の特徴。挑戦と聞くと大きなチャレンジのように聞こえるが、それだと一歩一歩がなかなか進まない。一方で、「小さな一歩」を踏み出してみると色んなことが明らかになる。それが「心地よい」か「苦痛か」もわかるし、自分にあったやり方がどうかもわかる。すると、次の一歩はそのままか少し変えるかもわかってくる。これは、どんな物事を始めるときにも設定をしていて、とにかくやれる段階まで落とし込むのだ。かっこよく言えばリーンスタートアップの思考とも。数年雨に笠原さんに教えてもらったのが懐かしい思い出だ

ということで、最後に今回の僕の挑戦を書いて終わりにする。

「自分モード」を取り戻す。

これは、フューチャーセッションズの野村さん、まちごと総研で働き出してくれたずっきゃんこと浅井葉月さん、そしてミミクリデザインのnoteに記されていたて、今年一番大事になりそうな本「直感と論理をつなぐ思考法 / 佐宗邦威」が教えてくれたキーワード。あまりにも得意になりすぎた「他人モード」という思考法を手放して、自分モードを取り替えてしていくこと。そこからの発想で何かを始め出してみること。それが挑戦だ。「なんだ、自分のやりたいこともわかんないのか」と思われるかもしれない。誰かにとってはそんなこと、小さな小さなことかもしれない。

それでも、自分にとっては大きな意思決定。だから挑戦だと思う。そして、それを体現しているのがまさに原田岳くんであり、MoshKyotoというものだと思ったので、これからも応援したいというか、一緒に別にあり続けたい




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