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人生にまずは余白を作ること。

なんだか懐かしい言葉だなと思ったのは、2年前くらいだろうか。鹿児島の友人であるペーさんと一緒に、「終わる」という書籍を発行した。世の中が、様々なことに取り組もうということを助長し、社会的なプロジェクトだったり小商いが生まれ始めていて、それを後押しするようなイベントがたくさん出ていた頃だった。その時に2人が感じたことは、みんな他のことが忙しすぎるのではなく本業が忙しすぎて他のことが手につかないということだった

無論、この本は4月1日限定で発行され、しかも表紙だけだったというエイプリルフール本だったが、今思えばそのころに作り上げてみるのも良かったなと思う。そういうことって、よくあるよね。この頃感じていたのは、何かを始めたいと思うならまずは物理的な時間と、頭の余白を作ることだった。嫌なことをしている時のパワーは、好きなことをする時の何分の一くらいだろう。それなら、パワーをさける環境を作ることが大事。一方で、金銭的な不安を伴ってしまうけれども、その時間が自身につながらないところでいくら稼いでも泥沼からは抜けれない。だから、一度リセットボタンを押してみるのがいいと。僕ら世代なら、すぐに良くない展開になればゲームのリセットボタンを躊躇なく押していたのだから

僕は、京都でそのために必要な場を作ってみたくなった。そんな時に出会ったのが「ごえん茶」で。ちょっとのバイトとなんでも話せる仲間がいて、さらにそこに色んな人が立ち寄ってくる。そっか。ルイーダの酒場っていうのは、飲みにくる人たちもそうだけど働いている人たちにもチャンスが訪れるから面白いのかもしれない。今の立ち飲み屋がもの足りないのって、なんかその場で馬鹿話するだけにいつも止まってしまうからかもしれない。話がズレたけれど、そういうセーフティーネットのように立ち戻れる働く環境があると思うと、挑戦に出て行きやすくなる。お店としても、囲い込み的な雇用ではなく一定数、そういった出入りしてくれたり、困った時に助けてくれる人がいることはいいように思う。偶然だけれど、そんなお店があったことで色んな人に「嫌なら辞めてみたらいいよ」と声をかけやすかったんだろう

何はともあれ、そうやって人生の中に「余白をつくる」ことの大切さを、今改めて本を通じて読み返している。そして、早速アウトプットしてみよう。自分にとっても大切な時間になると思うから

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せっかくのGWに、大きな予定がない皆さんと一緒に

◻︎読みたいけど読めていない積ん読を持ち寄り読む会
◻︎自分の目標を決めれないので他人に決めてもらう「タニモク」会
◻︎関心があったことをとことん1日調べたりやってみる会

こんなところだろうか。


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