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だからスキを手渡したいんだ week2

こんにちは、だいすーけです。
今年からはじめる取り組みとしてひとつ、「スキnote」を週に1回ご紹介するということをしていこうと思います。その週にスキを押したnoteの中から、毎週5作品程度をご紹介していきます。
今回はその2回め。自分のスキをしっかり表明することを今年の目標のひとつとして掲げているので、この取り組みをはじめるに至りました。

これはあくまでも主観に基づいた取り組みです。ぼくの言葉でご紹介したいと思ったものを、無理のない範囲でご紹介していきますので、お付き合い頂けたらうれしく思います。

それではさっそくご紹介します。
どうぞ!



まだ、私らしさを諦めずにいたい / 湖嶋いてら さん

窓の外を流れる景色に、瑞々しくよみがえった過去の記憶が重なっていくように。回想のうちにもきっと車は緩やかな坂道をゆっくり登っている。渦巻くストレスや世の不条理は消えないけれど、ラジオから流れる声は優しく溶けて、「私らしさ」がほんのり色づく。

「消化した/したい」「昇華させた/させたい」過去、それを、「剥がす」、「赦す」。まだ多くを読んだわけではありませんが、それがいてらさんの文章の中心にある気がしていて、今とのコントラストをくっきりと、ときに滑らかに提示している、もしくは過去を「包んでいる」。そんな印象を受けました。
過去作品、またお邪魔します。
保育園の問題、良い方向に話が進むといいですね。


【木曜日】 だいままい、おしまい / 坂 るいす さん

もうすぐ1年になるんですよね、毎週木曜日のこの連載。深夜に更新されることが多いので、だいたいスキ一番乗りはぼくかアメリカ組の皆さんなのではないかと予想しています。
娘さんの成長記録として微笑ましく読ませていただく一方で、これはもちろん同時にるいすさんの(親としての)成長記録でもあり、日々の記録でもあって。読んだ人がクスリと笑えるように書かれていますが、その裏にどれだけの苦労があるのだろうと、子育て未経験のぼくには計り知れないものばかり。努めて明るく書かれているけれど、書いては消してを繰り返したり、辛くて仕方のなかった日々がきっとあったと思うのです。

ママの気持ちが毎週のように記されているなんて、娘さんが大きくなって、これを知ったら何て言うだろう。難しい世の状況ですが、健やかに育ってくれたらいいな。
いつもたいへんお疲れさまです。もちろん旦那さまも。


【375】《とっておき》の出番は早くていい / 深澤祐介/yusuke fukazawa さん

たとえば「とっておき」をつかわずに、何かを成し遂げたらそれは素晴らしいことなのでしょうか。それがビジネスやゲームの上での戦略なのであれば話は別かもしれませんが、生きる上で「とっておき」を最後までのこすことに何かメリットがあるのでしょうか。

出し惜しみをしない(≒「とっておき」をとっておかない)ことは、ものごとの優先順位を決めることにもつながる話だと深澤さんは書かれています。また、池松さんが仰っていたかと思いますが、それは「他者への貢献」にも及ぶ話なのではと。
昨日出た情報が今日にはすでに過去のもの、そんな世の中にぼくらは生きていて。ぼく(らと言っては語弊がありますね、)の「とっておき」の賞味期限なんてたかが知れていて。出し惜しんでいる間に時代おくれになり果てたそれをある日自信たっぷりにかざして痛い目を見る。そんなことにならないように、ぼくも気をつけていたいと思っています。
(ちなみに食べものの場合においては、ぼくは圧倒的に「とっておき」を最後までとっておく派です)


改めてSNS、そしてnoteとの付き合い方 / あらしろひなこ さん

定期で出るテーマだと括ってしまえば簡単ですが、ここにはほんとうに人それぞれの苦悶があると思っています。
これは完全に私見ですが、本名や顔を出さないことで被ることのできる「仮面」があります。もちろんだからと言って無責任なことをするわけではないけれど、その「仮面」がちょうどいいクッションになることがあります、吐くのにも、吸うのにも。でもそれを被って踏み込んだ世界の心地よさに胸打たれたときに、今度は逆にそれを剥がしてしまいたい衝動に駆られる(≒そうできたらどんなにいいだろうと思う)こともあって。
その合間に揺れる、悩む。書くことが怖くなる。何をもって解決させるか、それも人それぞれ。好きだったはずの世界から遠ざかってしまう人もいる。

ぼくはひな姉が、これからは「私だけれど私でない私」に言葉を託すと書いてくれたことがとっても嬉しかったです。それをただ、静かに待っていたい。肩の力を抜いて、それぞれの距離で付き合えること、やっぱりそれが一番だと思うのです。


忘れられない人 / 水野うた さん

情景が、目に浮かぶようでした。
何ということのない動作や作業の端々に漲るもの、にじみ出るもの。その人の存在が、辺りの空気をふわっと軽くする。そういう人が、いる。
射しこむ西日にきらりと光った彼女の手元にあったものが、「酢」なんです。気取らない、カジュアルな、どこにでもあるようなラーメン屋さんだったのだと思うのです。それでもその日、彼女に「私たちはすっかり魅了された」。

「プロフェッショナルの品格」を感じさせるものというのはどんな分野であってもそう変わらない。仕事にたいする態度、それは笑顔でも真剣なまなざしでも真摯な姿勢でも。
「10年近く経った今でも」、「私」に作用しつづけている。それがこの女性の立ち振る舞いに「プロフェッショナルの品格」が漂っていた何よりの証拠であると思うのです。
だれかのこころに深く刻まれるような、そこからはじまるような、美しい循環。その端緒を見せていただきました。



「だからスキを手渡したいんだ week2」、今回は5つの作品をご紹介しました。
気になるものがあれば、ここから直ちに飛んでいってくださいね。

ということで。
週1回、このような形で更新していきたいと思っています。楽しみながら取り組みますのでよろしくお願いします!

ぼくのスキを表明することが、だれかのスキにつながるかもしれない。だれかとだれかの、これからをつなぐことができるかもしれない。

それを信じて、つづけていこうと思っています。
以上、お付き合いありがとうございました。


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