映画Bridget Jones's Diary(ブリジットジョーンズの日記)に学ぶ英語〜formは単に「形成する」で覚えると勿体無い?
ブリジットジョーンズの日記に学ぶ英語について💡
あらすじはこちら👉
the other way around
トナカイのセーターを着ているマークに対しては第一印象が最悪だったブリジットジョーンズ。イケメン上司のダニエルから聞いた話を鵜呑みにしていたことと謝るシーンです。
It was the other way around [about]. 事実はその逆だった。
シャツが前後逆、靴が前後逆でも使える👉
シャツが裏返し、の場合は"inside out"という表現が使えます。
"inside out"についてはこちらの記事を参考にしてください!
映画inside out(邦題インサイド・ヘッド)は頭の中が裏返しになってよく観察できる映画です。
form romantic attachments
今年こそまともな素敵な人とデートするという目標を掲げるブリジットジョーンズ。
formという動詞を聞くと「形成する」という日本語が浮かんできますが、英英辞書を見ていると多分もう少し違うニュアンスも含まれています。
form romantic attachmentsは直訳すると魅力を形成するになりますが、どちらかというと心の中に魅力を感じる、みたいな気持ちです。
オックスフォード英英辞典によると、formにはいくつか意味があります。大きく捉えると形成する、という意味だけどもう少し踏み込むと、それぞれニュアンスが違って訳し方も変わりそうです:
同じformでもいろんなニュアンスを持った「形成する」があります:
1. go to make up or constitute
→典型的な「形成する」の意味
2. gradually appear or develop
→徐々に自然発生する感じ
A thick mist was forming all around
It is caused when blood clots form in deep veins
Bad ozone forms near ground level when air pollutants emitted by sources such as…
3. conceive (an idea) in one's mind
→気持ちや意見が心に浮かぶ感じ
Form their own moral judgements about right and wrong
ブリジットジョーンズは今までアルコール依存の男などなどに魅力を感じてきてしまっていたので、今年こそはちゃんとしたいいひとと付き合いたいと決意します。
自分でコントロールできないけれど自分の心に彼らに対する魅力を感じてしまっていた、というニュアンスなので 3. conceive (an idea) in one's mindの意味合いでformという動詞が使われていそうです。
verbal diarrhea
マークからの告白を受けたブリジットですが、喫煙癖と飲酒癖など自分の悪いところをいっぱい上げていきます。そして最後にverbal diarrhea (言葉の下痢?)を欠点としてあげます。
verbal diarrheaは直訳だと言葉の下痢、ですがスラングでマシンガントーク、病的な多弁症という意味です。
もう一つ、ブリジットジョーンズ役のレネー・キャスリーン・ゼルウィガーが出演しているケース39から面白い言葉を一つ👉
ケース39からの英語
Netfliオリジナル映画を最近見ました。ケース39という映画です。
軽い気持ちで見たらホラー映画でものすごく後悔…
ブリジットジョーンズで有名なレネー・キャスリーン・ゼルウィガーさんが主演とのことだったので、見てしまった…
いつも映画から英語表現を学ぶときは、一回見た後、もう一回流し見をして良さそうな表現をピックアップするのですが、もう二度と見たくないので、今回はほとんど面白そうな表現を採取できず…笑
でも一つ面白かった表現があります。
"walk the talk"
有言実行、というような表現です。
talk the talk 口先だけ
"walk the talk"という表現に出会えたので、この映画を見たことにも意味があったと信じる💡
ブリジットジョーンズから使える英語でした💡
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