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フロリダディズニー旅行 -行く時期編-

どうしても真面目な話題に振りがちな私、今回は楽しい話を書きたいです!ということで「フロリダに行くならいつがいいのー?」と友人に聞かれることが多いことをヒントに今回はそんな話を中心に書いていきます。
いったい旅行記はいつ始まるのか、、、。


はじめに

私が過去にディズニーワールドに行ったのは、7月、8月、10月、12月です。今回新たに11月のデータを加えました。本来、仕事の都合がつきやすい7月に行くことが多いのですが、今年は一緒に行くメンバーの都合も相まって11月中旬に行くことに!

11月おすすめです、アメリカもディズニーもお祭り騒ぎ!

11月というと日本は勤労感謝の日くらいしか目立った休みはありませんが、アメリカはホリデーに入る大注目月でもあります。まさにお祭り騒ぎの始まりの合図イベントでもあるサンクスギビングは11月後半にあります。具体的には、毎年11月の第四木曜日に設定されており、旧正月(チャイニーズニューイヤー)と同様、毎年日程が異なります。ちなみに2023年は11月23日でしたが、2024年は11月28日です!

秋の収穫祭、サンクスギビング

ディズニーもちゃんとご用意がありました伝統的なターキーディッシュ

別名は感謝祭ともいいますが、家族または友人と集って伝統的な料理を食べながら毎日に感謝する祝日です。元々はイギリスからメイフラワー号でアメリカに逃げ渡ったピルグリム(Pilgrim Fathers)という改革派プロテスタントの清教徒(ピューリタン)が、初めての収穫に感謝したことが起源とされています。1921年、現在のマサチューセッツ州にてこれを感謝祭として3日間祝った豊作祭がサンクスギビングホリデーの始まりとされているらしい(アメリカ史を通信教育で乗り切ったへっぽこ帰国子女にはピューリタンと清教徒革命とメイフラワー号の名前くらいしかわからないんだけれど…)。

伝統的な料理の代表格でもあるターキー、みんな大好きCOSTCOにも巨大なターキーが丸々1匹売られているのを目にします。「一体誰が買うんだろう?」と思うでしょうが、アメリカはこの日にほぼ全てのご家庭がビーフでもポークでもチキンでもなくターキーのお腹にスタッフィング(詰め物)をして巨大オーブンでじっくり焼き上げるというミッションがあります。このスタッフィングの中身はご家庭で少しずつ違うのです。その他にもアップルサイダーとかワインとか、飲み明け暮れるぞセットが用意され、友人や家族総出でお祝いするのが通例です。よって旧正月の中国人大移動並みにアメリカ人も国内大移動をします。それに合わせて飛行機代やホテル代が跳ね上がるので旅行する側は意識が必要です。

Black Fridayという買い物の祭典

BlackFriday限定の格安商品が目玉商品。これ4000円くらいですが日本なら1.5万円くらい?

日本でもすっかりお馴染みになった大安売りの祭典、ブラックフライデー(とサイバーマンデー)ですが、アメリカも少し今は雰囲気が変わってブラックフライデーズを前倒しに実施するブランドも増えてきました!アメリカ人の中には「大きな買い物はここでしかしない!」という人もいるくらいに旨みがある祭典で、これを皮切りにクリスマスに向かってセールも盛り上がっていきます。実店舗のセールはブラックフライデーに、ネット上の大セールは土日を挟んだ月曜日のサイバーマンデーに行われるというのが基本ですが、今はそれもブラックフライデーに統合されているような印象も?

フロリダのオーランドはShoppin Heavenと呼ばれる代表的な街です。それもそのはず、娯楽施設が多いことに比例して買い物できる施設やアウトレットが一点集中しているため買い物する場所がとにかく多い!そのため、世界中から観光客がショッピングに押し寄せます。アウトレットに行くとアジア人はそこまで多くないのですが、南米の方の数が半端無いです。あちこちからスペイン語が聞こえてきますし、店員さんもスペイン語話者が多くいます。日本は中国語話者がメインなように隣国から移民する人は多いですよね。

そんなブラックフライデー、その本気はアウトレットの営業からも分かります。前日はお休みで準備、本番の日は朝6時からオープンする徹底ぶり。そんなプレミアムアウトレットが2箇所あり、それも車で30分くらいの距離にあります。1つはディズニーワールドに、もう一つはユニバーサルスタジオとシーワルドに隣接しています。両施設とも朝の5時には列ができたりと大盛り上がりなのは有名な話で、日本でいう年末のアメ横みたいな感じで人が集まってきます。そして早朝隊には転売業者も多く過酷なショッピング戦争になるようです。

11月18日、ディズニー祭

ディズニー教によるミッキー先生を盛大に祝う会 @ Magic Kingdom に遭遇

11月18日、この日はディズニーの看板スター、ミッキーマウスのお誕生日でもあります。ミッキーは今年で実は94歳になったという貫禄の持ち主、そして今年はDisney100周年のお祝いの年でもあります。こうなってくると、ディズニーオタクと言われる方々が世界中からフロリダとカルフォルニアに表敬訪問しにくるわけです。もちろん、日本、香港、上海、パリのミッキーマウスも大忙しではありますが、やはり本場に行きたがる人は多そうです。
私は予約した時点ではすっかりこの日を忘れていたのですが、奇跡的にスターの生誕祭を祝うイベントに各所で参加することできました。ミッキーマウスファンにはたまらないスペシャルイベントです。今から遥か昔、たまたまミッキーマウスの誕生日に舞浜で確かディズニーシーに行ったことがあるのですが、その時にお誕生日カードとプレゼント的なものを持ったファンが入り口付近に永遠に列をなしていました。ミッキーさんの両脇にはスタッフがいてセレブの厳戒態勢でした。今はきっとさらに激化しているでしょうから、そう考えるとゆっくりお祝いできる海外パークはさらに魅力的に映るかもしれません。この日は背中に棒を差した眼レフ複数持ちの追っかけ日本人も見かけましたし、そのうちお誕生日のお祝いは海外ディズニーに出向くのも選択肢のひとつになりそうですね。

とにかくクリスマスの雰囲気が◎

日本はどうしても12月からがクリスマス本番ですが、アメリカはHOLIDAYという括りにクリスマスが入ります。そしてアメリカにも多く存在しますが、ユダヤ教の方々はクリスマスを意識的に祝わず、ハヌカのお祭りを大切にします。この宗教観についてはまた別の記事で考えてみたいと思いますが、時期は12月25日から8日間ほど。そういった様々なお祝い事が11月、12月と続くので世間はHOLIDAYとしてざっくりお祭りムードを楽しむのです。
サンクスギビングが終わる前からツリーは立ってるし、デコレーションも本格的に始まります。クリスマス装飾はサンクスギビングが終わった頃には出来ていないと遅いかなというくらいの印象すらあります。なので、私は11月に行ったのにも関わらずクリスマスムードお腹いっぱいで帰国して、1年分のホリデーソングを聴いてきたので日本では12月から正月気分です。本場のクリスマス、12月はちょっと予定が立て込んでしまう、師走なので仕事の目処が立たない方は11月に一足早いクリスマスムードを味わえるのも魅力です。

米国ディズニー旅行のベストシーズンは?

適当すぎるイラストですが、要はそういうこと

これはフロリダディズニー旅行向けに書いているのですが、他のアメリカ旅行にも応用できるかなと思う部分もありますので、軽い気持ちで目を通していただければ嬉しいです。

ズバリ閑散期!

最近は地球温暖化の影響もあってなのか、この時期にハリケーンが来るとか、雪がひどくなるとか、そう言った天候的な予想が大きく外れてしまうことも多いので悩みどころです。特にフロリダは地理的に毎年ハリケーンに悩まされます。2022年「イアン」が9月の最終週にフロリダに甚大な被害をもたらしたのは新しい記憶ですが、2023年「イダリア」は8月の終わりにやってきました。そう言った読めないスケジュールを除けば、気候もそこまで悪くなく過ごしやすい時期が閑散期でもあります。

<5月>後半に卒業シーズンがあるのでその前なら人が少なめな印象
<6月>夏休みに入るけれど会社の決算期で空いてる、ハリケーン
<7月>独立記念日は避けてそれ以外はそこまで、猛暑、ハリケーン
<8月> Back to School ムード全開、猛暑、ハリケーン
<9月> どの州でも学校が始まるのでかなり閑散期、ハリケーン◎
<10月> 前半ごろはハロウィンムードも薄く学校ムード

アメリカでは8月から徐々に学校が始まることもあり8月頃にもなると全体的に学校に戻る準備をするためにアメリカ人のバケーションが終わるイメージがあります。個人的なイメージだと5月〜7月のホテルは少し高めです。ただ閑散期になるとホテルが安くなります。この時期はそういう安い時期だから来れる人がきます。私の記憶では並びながら踊る歌う族がいます。割る言い方をすればお行儀が悪い人たちが少しばかり増えてしまう、それが8月のイメージでしょうか。特にポップセンチュリーやオールスターリゾート系列はそういったゲストが増えて、夜大騒ぎしながらプールに飛び込むキッズとか、アメリカ隣国からのフィールドトリップの学生達が大勢で押し寄せてきたりなかなか活気のある雰囲気になりますので、そういうのが苦手な場合は少し上のランクのホテルに宿泊するのもおすすめです。

1月も実は安い?

アメリカは1月2日からは普通の日ですなので新年が明けるとハイシーズンにきたゲストの多くがチェックアウトしていきます。サンクスギビング、ホリデー、ニューイヤーカウントダウンとすぎた後のディズニーは閑散期に入り、ホテル代も突然安くなります。年末年始に働いている職種の皆様で、少しずらしてお休みが取れる人が一定数いると思うのですが、こういった方々は1月の中盤くらいから行くのもおすすめです。セール品が更にセール品になっていたり、シーズン物が安くなっていたりします。そう言った楽しみ方をするなら1月もおすすめです。

ハリケーンを怖がりすぎない

フロリダといえばハリケーンの通り道、その規模は年々によって異なりますが基本的には大型になると家が吹っ飛ばされたとかのレベルなので、ディズニーパークも閉園対応に追われたりします。ただ彼らも慣れたものですので、基本的にはオフィシャルホテルに泊まっていればキャラクターグリーティングをホテル内で実施してくれたりと手厚いのです。この時ばかりは良いグレードのホテルに泊まっていた方がディズニーライフは充実します。例えば、ポップセンチュリーなどのバリューホテルはモーテル型ホテルですので部屋からメインの受付などがある棟に移動するには絶対に外を通ります。ハリケーンだと最低限の設備の部屋で部屋に閉じ込められることになります。もちろん、モデレートやデラックスホテルもメイン棟から離れた設備なところはあるでしょうが、中の設備が充実しているのと、デラックスホテルは自分の部屋の外が直接外みたいな作りではなく出入り口は棟内にあるのでドアが強風でガンガン揺れたりするのは少ないはずです。(バンガロータイプなどの特殊な部屋は除きます)ハリケーンの日に旅行日が当たってしまったというのはかなり特殊な例なのであまり考えすぎも良くありませんが、どうしてもという方は過去のハリケーン傾向を見て避けるのも手ですが、一年の半分はハリケーンシーズンのフロリダなので慎重になりすぎない方がいいような気もします。

2000年以降のハリケーン月間ランキング
1位:9月(31回)2022/IAN, 2020/SALLY, 2017/ILMA
2位:8月(24回)2021/ELSA, 
3位:10月(14回)2023/IDALIA, 2016/MATTHEW
4位:7月(11回)
5位:6月(10回)

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 WDWが被害を最も最近で受けたのは2022年9月のIANでしょうか。水の確保を促すSNSが凄かった記憶があります。そして2日間パークが全面クローズとなり、帰国や出国の方が大騒ぎしていました。実はこの年はハリケーンが11月にも来て、ハリケーンNICOLEの影響でパークのダイアがかなり乱れ、空港もクローズしました。2023年は10月のIDALIAですがメキシコ通貨あたりでカテゴリー5で警戒されたもののWDWに来るときは勢力を弱めて上陸、幾つかのパレード等が雨と風の影響でキャンセルになる程度で済んだみたいです。
2021年7月にやってきたELSAは雨模様となっていてすごい曇天のような空の写真があるので、おそらくIDALIAと同じような雰囲気だったと見られます。
こう考えると予測はすごく難しいですが、閑散期ではありますが8月と9月はヒットする確率が高そうなので避けておくのは無難かもしれません。

為替でお勧めできない閑散期は?

私たちにとっては深刻な問題は為替ですね。結果から言うと、こればかりは完璧な予測などプロでも無理に近いので考慮しない方がいいです。ただし傾向はあるようなのでご紹介しますね。

2024年はドルが弱くなるよと言われていますが、去年も誰か言ってなかった?というくらいには不確定です。結局、どれだけ飛行機代とホテル代を抑えても、現地で使うお金に対して配慮しておかないと、現地で特にこの円安は苦しみますが、150円の為替が明日には130円にはなりません。徐々に上がったり下がったりするので、アメリカの決算報告に目を向けてみたりしてここら辺で為替が動くかも?と意識するくらいしかできないですよね。と言うことで為替のアップダウンの影響については以下のようにまとめてあるサイトを見つけました。

過去20年の為替の値動きを月別に平均値でまとめたもの(アノマリー)によると日本円がアメリカドルに対して比較的弱すぎないでいられている月は8月の後半から9月、10月、11月だといいます。11月からは少しずつ上がっていき、4月頃がアメリカドルが激つよだということになります。

株式会社ZUU / auじぶん銀行お金のコラムより抜粋

そんなことを言っても、2023年ではこのアノマリーはあまり役に立っていないのです。以下のチャートをご覧ください。

1月で一気に上昇したのは米国の発表の影響みたいですね

弟夫婦がハネムーンに WDWに行った7月頃よりも私たちが行った11月の方が為替は悪かったです。12月にはかなり下がり、1月から2月にかけて150円台に戻っています。やはり個人的にはドルを日頃から買ってくなどのドル貯蓄をしておくことをお勧めします。是非WISEを作ってドルを貯めておくのがお勧めです。誰でも簡単にできますし、難しい英語も必要ないです。

結局、MAYならいつ行く?

長々と書いてしまいましたが、私が次に行くならいつに行くだろう?と言うことについて最後に記載しておきたいと思います。

未知の領域で行ってみたいのは1月××

おそらく学校行事も始まり、特にイベントもない、そしてクリスマスムードが開けているが安いものもそこそこ残っている1月後半を選ぶかも。個人的には最新グッズである必要もないので、ここら辺の普通の日は是非とも行ってみたいです。あとは日本からの航空チケットも比較的にお手頃だと思います。ハリケーンの心配もなく、季節差もそこまで大きくなく、暑すぎず(日本よりも寒すぎず)という時期は私にはメリットが大きいです。正直、経由する空港によってはとても寒いですが、うまく積雪に強い空港を選ぶことでこういった懸念を避けることができそうです。イベントはありませんが、私の遊び方がパークをゆっくりする、ライドを楽しむ。とにかく混雑は好きではないので、こういった時期はとても魅力に感じます。

活気あるディズニーなら夏季で×月

元々、私は7月の中盤ごろのWDWを定番としています。基本的にお休みが取りやすいからという単純な理由ですが、アメリカで言えばサマーバケーションシーズンですのでホテルは高いです。ただゲストの質は良いなと感じますし、パークもそこまで大混雑なイメージはないです。欲を言えば、7月から8月を跨ぐ感じで行ってみたいです。2024年であれば7月27日〜8月5日とかやってみたいですですね、いい感じの込み具合と活気をいいとこどりしたいです。

ロングバケーション2週間超えならMday前後!!

ロングバケーションであるなら楽しすぎるホリデーを満喫したいです。今回の旅行で11月は楽しすぎることが判明してしまいました、、、。寒すぎず厚すぎずの最高の気温に加え、サンクスギビング前であれば混雑しませんのでベストシーズンかもしれないです。2024年の11月18日。そう、ミッキーマウスのお誕生日はお祝いできるのは特別な経験、マジックキングダムの閉演で一緒にバースデーソングを歌うなんていうのもアメリカならでは、本当胃に一石二鳥だと思います。合わせてクリスマスイベントもあります。アメリカの有志が出す閑散期予測カレンダーでは閑散期とするか分かれる時期ではあるものの、お買い物のお得感を無視できる人であれば11月中盤の平日メイン、そしてサンクスギビングホリデー前は狙い目だと思います。フライトもそこまで高くないので時間に余裕のある方はぜひここを狙ってみてください!

×月前半はお買い物天国、ホリデームード全開、閑散期

お買い物したい人は12月前半~クリスマス前もお勧めです。良いものは買われてしまっている可能性はありますが、サンクスギビングから一気にクリスマス気分のショッピングシーズンが始まります。クリスマス商戦というやつですね!町中がクリスマスソングとデコレーションで溢れますので気分も上がりますし、何よりも国全体がもうホリデームードです。ただし、アメリカ人はクリスマス前にとりあえずやる気ないけど働いておくか?の時期に入りパークは閑散期、大型連休の前の静けさというやつですね!12月クリスマスイブ前後くらいからはホリデーで混み出すので、クリスマスは日本で過ごす感じがBESTなのではないでしょうか?この時期のホリデーイベントの値段は高めですが、混雑は回避できそうです。

何かみなさまのお役に立てる情報がありますように!


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