駐妻の復職リハビリ ~PPT編~

暮らしが一変して、怒涛の毎日。

マニラ暮らしもいろいろ大変だけれど、これも期間限定だと思うと、あれもこれもやりたくてたまらなくて欲張りな性格。

ただ、いつか日本で働く日はやってくる。
このときには休職前の自分の能力と比べて衰えを感じるのだろうか‥。
この時の帯同生活を悔やむ時が来るのだろうか。

そう思うと怖い。
でも、何をしておいたら安心?
一体何のスキルが衰える(と感じる)のだろう?

そんなときふと、育休明けのかたの復職体験記を読んでみることに。

産休・育休を経て元の職場に復職し、勤務するワーママ。復職後も育児との両立という大きな課題があるので、私とは状況が異なるとは思うのですが、それでも状況が近しいのではないかと思え、参考になりそうなものがあるかも?と思って見てみることに。

復帰後に書かれていたものは、会社や職種によってもマチマチですし、家庭環境や経済面等含めて、個人差は大きいように思いました。

ただ、多くの方が共通して挙げているものが大きく分けて2つあり、

①言葉が思うように出ない、話せない、という言語面

②エクセルやパワポといった、通常業務で使っていた基本動作を度忘れ

というのがありました。

というわけで、言語面は読書のインプットをしてみるとして、(アウトプットが恋しくなり、そののちにnoteをはじめることになりましたが)
パワポでも何かしてみようかな?となりました。

そこで、友人や家族をマニラにお呼びした時を妄想し、マニラをオススメする資料とオリジナル観光パンフレットを作成してみることに。

会社のルールに則る必要もない!
お洒落でセンスがあるように、興味持ってもらえるように作ればOKというのが、楽しい。
だけど楽しくて自由なぶんだけ、構成や写真1つにこだわることになり、逆にハードルが上がりました。

一度も来たことがないかた向けに、マニラをわかりやすく紹介しなければならないので、資料作りにもパンフレットの記載文言にも気を配ります。

せっかくですので、おおまかな予算も出してパワポ(と、少々のエクセル)で、付け加えました。

「こんなテーマで観光するのはどうかな」「こんな風な豆知識は喜んでくれそうだな」「こんなおもてなしでマニラ好きになってもらいたいな」という気持ちを詰め込んで作成し、完成しました。

送付したときの友人の感想や質問をもらうと、それはそれでポイントが明確になったり、補足が必要だと感じたりして、ご意見を元にさらにブラッシュアップへ。

好きなことを表現しただけなので、これがリハビリと言えるのかわかりませんが、パワポやエクセルに触れるのも久しぶりでした!また作ってみたいと思います。

また、資料作成しているときに「この部分は写真や動画のほうがイメージしやすいな」とか「ここは現地中継でフィリピン人に話させたい」とか、そんなことをイメージしたり感じたりしました。

このパワポ作成が復職を視野にしたリハビリになるのか?とも自らを振り返っていたのですが、私が復職するころには、技術はドドーンと進化を遂げているかもしれないわけだし、もっと柔軟に向き合っても良いなと思いました。

余談ですが、作成するにあたり、私自身もフィリピンやマニラのことを、説明できるレベルまで熟知する(知りたくなる)きっかけにもなりました。

せっかくご縁があって住む国なので、文化的背景や歴史などを知るのは大切ですし、興味深いですね。

少しでも早く、安全で自由な渡航ができるようになる日を待つばかりです。

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