『              』
作詞 : S0U.

眼鏡を掛けて  何でもかんでも
見える気になったとしても
隣で寝ている  心の中は覗けない

空気を読んで  言葉選び
それでも  他人の耳の中
屁理屈だって  キレられて

題名タイトルを付けなかった
ベクシンスキーの気持ちが
少しだけ  分かった気がしたよ
意図しない認識いみあいが
広がりやすい  世の中だから


「ありがとう」だって
タイミングによって
否定の意味を持っている
一度生まれた  猜疑さいぎの心は除けない

言葉を選んで  愛想笑い
それでやっと  関係良好
遜へりくだっって  回る社会

(そんなの  誰が  望んでんだよ)

題名タイトルを付けなかった
ベクシンスキーの気持ちが
少しだけ  分かった気がしたよ
予測できない認識いみあいが
正しくなっちゃう  世の中だから


恋心は  目線だけでバレちゃうし
真心は  言葉がなくても伝わるくせに
「   」かぎかっこで言葉をくくると
どうして  こんなに伝わらないんだ

題名タイトルを付けなかった
ベクシンスキーの気持ちが
少しだけ  分かった気がしたよ
誰も  僕の言葉なんか
理解できない  はずだから

僕も  他人の言葉なんか
理解しようと  してないんだから

────────────────────