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〖作詞〗『鈍色虹色』

「鈍色虹色」
作詞 : S0U.

空の青  夕焼けの赤
当たり前にあるものに
感動なんてしなくなり
街中の色も  思い出のセピアに
見えてくる

アスファルトの黒
コンクリートの灰色
怖(おそ)れを抱かなくなり
大人になったと思えば
心も少し軽くなるが

昔見た空の虹は
無限の色に  溢れていて
遊べなくなった  雨の日も
希望が先に  笑ってる


夜の黒  星の白
色も作れる  今となれば
ただ鈍色(にびいろ)に混ざり合い
街の色々  モノクロ世界に
変えていく

いつの日からか  虹の色は
7つになって  かけなくて
空を見るのも  無くなった
あの日見た  無限の色が
鈍色になるのを  怖れたから


考えることが多くなって
脳に蓄積されていく
重たくなって  下を向いて
涙で道が  滲んでく
もうこの色は見たくない


「こんな世界は  もう嫌だ」


鈍色になった世界から
3歩  横に進むだけ
たったそれだけ  それだけで
きっと世界は  虹色に帰る

その時に  見上げる空に
7色なんかじゃ  収まらない
光のアーチが  架かるだろう

今日がまず  その1歩だ

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