何でもかんでもスピリチュアルにこじつける記事が本当に多くてメガテンになりますね。

地震は自然現象なんですよ。
今回の千葉の方の回数の多い地震はスロースリップという可能性が高いんですよ。

もちろん、スローってつくと「あ、ゆっくりズレてるのね」と多いがちで、だからって油断してはダメなのですが。

専門家さんがいうには、1週間とか10日とか続くことがあると言われていて、1ヶ月は注意しようねと言っておいでです。

で、なんでそう言ったかっていうと、千葉を龍の片側の手として、こともあろうに石川県をもう一方の手と考えてこじつけているのをみたからです。

日本は確かに龍の姿に似ています。
が、龍の節を唱える人もいうほどに、昇龍になるのか降龍になるのか、龍の頭は定期的に変わるんです。

今回は、こっち向いてるからここが手ね・・とか解説してるんだと思うけど、それじゃ地震は龍のせい？？なんですかね？
龍もいい迷惑です・・・・

その考え方が江戸とか、その前の時代とかなら「地震はナマズが・・」なんていうのもあるし、台風が来れば龍神の祟りとか、雨を司るなら願いをしなくてはとなるのも否めません。
理解が追いついていないということもあったでしょう。

だから陰陽師が日本の場合いたわけですし。

ですが今の時代です・・地震は地震です。
大地のマントルとか活断層とかそういう点です。

それに「リュウ」という種族は世界中にいます。
西洋ではドラゴンですが、ドラゴンロードといい、日本でいう龍脈と同じものもあります。
中国も龍の本場みたいなものですし、ブータンの国王の龍の考え方は優しくとてもしっかりした敬いのあるものです。

まず、龍がどうこうという前に、避難対策をしっかりしておきましょう。
確実にとはいいません・・なぜなら震災は起きたからといって全てが同じではないのです。
できる限り、思いつく限り。

ご家族がいるのであれば、緊急連絡対策、落ち合う場所などを考えていくのもいいでしょう。

私はといえば、子供たち、母と弟の家の対策を確認し、緊急連絡先を確認しあっていますし、現在の担当ヘルパーさんにもお話を通しています。（弟には障碍があるので、大切な点です。）

また、薬を服用している場合、緊急用で1セットのみ、定期的に入れ替えなどしつつ避難バックに入れています。
これは実家に行くたびに行っているものです。

そしてヘルプマーク・・ここにも緊急連絡先を書いたり飲んでいる薬を書いておいています。

この写真のものはパラコードを編んだものです。
二重カンに成っている場所は外しにくいですが、反対側につける部分はカラビナになっているので、外しやすく外れない方を引っ張るとロープになります。

カラビナだけでもいのですが、母も80を過ぎましたから、どっちだっけ？ってなるのが不安で、このように外れにくい方を引っ張ると教え、隣の赤いのはホイッスルです。

カバンにいつもつけられるようにしてあるものです。

これを、自分が住んでいる住まいのご近所のお世話になっている高齢の方にもお渡ししていました。

こんな風にできることで避難対策をしておく方が大事です。
龍の手がとか言われても龍もいい迷惑です。
龍には今日も一日元気でした、ありがとうございますと空に向かっていう方が、良い風を送ってくださることでしょう。

しっかり分けて考えることです。