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独立開業と投資は似ている?!~収入は月単位ではなく年単位、生涯単位で考える

独立開業と投資は似ている、という気づきがあったので、書き留めます。

今日、私が社会保険労務士としても、経営者としても、尊敬して止まない先達と2時間お話をする機会がありました。
話の中心になったのは、私がこれから社会保険労務士として開業することへの心のハードルについてです。

仕事を依頼してくれる人がいるかどうか、自分の力が通用するかどうか、不安はつきませんが、私の今一番の不安は、お給料ではない、自分の稼ぐ力で、自分の生活を支えられるのだろうか、ということです。

今のお給料から少なくなる事はまず想定されます。
どうすればその差をなるべく少なくできるだろうか・・・とモヤモヤとした不安がずっとつきまとっていました。
ですが、今日のお話で、今そんなことを悩んでも全く無駄だということが、腹の底から納得できました。

なぜなら、社会保険労務士として独立開業したばかりというのは、言ってみれば、大学を出たばかりの新卒の社員のようなものだと思えるようになったからです。
何も経験のない、1年生。
経験を積まずに、最初から立派な仕事ができるはずがありません。
まずは、やり始めないと、何も始まらないのです。
やってみなければ、やってどうなるかは当たり前ですがずっとわからず、不安がなくなるわけがありません。
やり始めれば、これは効果があった、これはあまり効果がないと経験を積むことができ、積めば積むほど、イメージしている方向に近づくことができます。

そこから似ているなと思ったのが、投資、具体的には私にとっては投資信託の積み立てです。

始める前は、運用利回りが想定通り行くのかとか、値下がりしたらどうしようとか、私もあれこれ不安がありました。

でも、やってみる前は、やったことがないから具体的なことがわからず不安なのであって、やってみれば、当たり前ですが、そのやったことがないからわからないという不安はなくなります。

それに、やってみれば、一時期値下がったとしても、逆に値上がりすることもあることがわかります。

毎月コツコツと同じ金額で、その金額で買える分だけの投資信託を買うドルコスト平均法であれば、むしろ値下がってくれればたくさん買えることがわかり、値下がりが怖くなくなり、むしろ嬉しくなったりもします。

また、そういった値下がり値上がりを繰り返してじりじりと資産は増えていくもの。
1年間の値上がり値下がりでは思うように言っていないこともあるかもしれませんが、20年間等の長期間で見れば、これまでのデータでは元本割れせず値上がりしていることが多いというのが、統計データでも明らかになっています。

金融庁資料 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/attention/01/01_03.html


独立開業も、やらないうちは不安に決まっています。
ですが、やり始めて、最初の1年はうまくいかなくて赤字でも、経験を積み、行動の数を増やしていけば、3年間ではそれなりの売上をあげられる可能性は高く、さらに経験を積めば、5年後には、もっとその確度は高くなる……そんなことが、今日、お話を聞いてイメージができました。

それを考えると、独立開業も投資も、経験を積む時間、運用する時間が大事。

であれば、早くに始めるに越したことはないわけです。

木下さん、大河内さんのお金に関するVoicyでも、お金を月単位、年単位ではなく、生涯単位で考えれば、教育資金等にお金をかけすぎることは、その分、老後資金を減らしていることになる、というコメントがありました。

つい、会社員生活が長いと、月単位で考えてしまいます。

ですが、数年単位、また、今後の生涯年収で考えれば、毎月のお給料以外の稼ぎ方を知っているほうが、また、定年を自分で決められる働き方のほうが良いに決まっています。

1,始めるならはやく始めて、余計な不安をなくし、経験を積むこと
2,月単位ではなく、数年単位等の長いスパンでお金を考えること

この2つで、独立開業と投資は似ています。

投資について不安をなくせた私には、独立開業への不安もきっとなくせるはず?

ということで、今年、私はあがいてみようと思っています。
 

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