ママと夫と、みなとみらいに行ってきた。ふたりとも誕生月なので、お互いお祝いしあったよ。こういう風に家族になっていくんだなあと感慨深い。
すっかり母も夫を「息子よ！」って言って気に入っているし、夫も「まよの友達と食事した感覚」と全然緊張もなく普段通り。

レストラン選びに定評のあるわたくしが2人のために予約したお店は、みなとみらいの横浜ベイホテル東急にある加賀料理のお店「大志満」

花ごよみ弁当という季節感たっぷりのコースで、やっぱり日本食って美味しくて美しくて繊細で最高だなあと改めて。

こういう美しくて季節感がある食事をいただくたび、日本人でよかったなと思う。記念日にちょっといい料理を食べるのが幸せ。

母がぽろっと、「夫くんも日本食が好きでよかった〜」と漏らした。母のある友達に、記念日系は日本食じゃなくてフレンチやイタリアンが特別感があっていい！という方がいるそうで。

「食の趣味が合ってよかったわ♡」と喜んでいた。たしかに母も夫も、和食が好きだ。ふたりとも、少しずつたくさんのものがある食事が好きで、お肉よりお魚派で。

他にも、一緒にいて似ているなあと思う点はたくさんある。地に足がついてない乗り物(ロープウェイや観覧車)が苦手なところとか、心配性なところとか、バトミントンをやっているところとか、「モノより思い出」なところとか、甘えん坊気質なところとか。

3人でぶらぶらとみなとみらいをお散歩して、海がきれいだねえ、なんて話していたら、すっかり家族のようだった。

ああ、わたしが彼を選んだ理由は、母に似ているからだったのか。

安心感や、見守ってくれる目線が、とても似ている。考え方や嗜好もそうだけど。よく女の子はお父さんみたいな人を選ぶ、と言うけれど、わたしは完全にお母さんに似た人を連れてきたんだなあとおもう。

すごく穏やかにみなとみらいを散策して、カフェでお茶をして、写真をたくさん撮って。とっても和む1日だった。どっちも絶対にわたしの味方になってくれる人。とても心強いし、これからも大切にしていかなければと、夕陽に輝くランドマークを見ながら思ったのでした。