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フランスの大学院へ行くきっかけ

SNSなど見ていると日本人も海外の大学や大学院に行く方々も増えているなと思う
私も、大学時代(もはや約10年前…)に短期の留学(英語圏)に行ったりした。

そして時は経ち、約3年前の2020年、私は駐在妻となった。

フランスの大学院進学は、実は夫の提案だった。

フランスに来て、とりあえずフランス語を勉強し始め一年たった頃(渡仏後半年くらい)に試しに受けたフランス政府公認のフランス語試験でDELF B1(中級レベル)に合格。
なんかキリ良いから2年目にもう一つ上のB2を受けることにした。
DELFB2は上級。フランスの大学(理系)の入学条件でもある。この試験はリスニング、読解、作文、オーラル(面接)の四つのパートから成り、結構しんどい試験。フランスだと2日に分けて行うが、日本だと丸一日で終わらせるようだ。


丁度、B2受験にむけて勉強を始めた頃、夫と話してて、翌年は娘が幼稚園に行き始めるにあたり、私が暇になるね🙃、という話になった。

最初は就職を考えた(ちなみに駐在妻には珍しいかもしれないが、私は帯同ビザだが就労可能なタイプだ)。

でも、日本語教師とかはやりたく無いし、怪しいブランド品の買い付けなんてもっての外。
自分のキャリアを繋げるための何かをしたかった。

でも私がそもそもしたいことってなんだっけ…?

結果、自分のキャリアを見つめ直し、やりたいことを考えるキッカケにもなった。

もともと環境問題には興味があって、大学時代は生物や環境のことが学べる大学へ進学。そこから食に興味を持ち、大学院を経て大手の食品企業に就職した。

会社で商品開発部に配属された際は、全国に販売される商品をやっていた。自分の手がけた商品を初めてスーパーで見つけたときの感動を今も覚えている。自分の作った商品を買う人を見て単純に嬉しかった。やりがいはあった。でも同時に企業の活動の与える環境へのインパクトを知ることとなった。

これからは環境サステイナブル領域に携わってみたい🌏

調べてみると、フランスの大学院は在学中にインターンシップができるらしい。いきなり現地で働き始めるよりもインターンで働き始めて、こっちの学位もとった方が良いのでは、と考えた。

それで、大学院見学へいき、同時並行でフランス語試験DELF B2受験→合格🌸
大学院も書類審査→面接→合格🌸して無事に近くの私立の大学院に進学することとなった。

ちなみに公立も受けたが、定員オーバーで不合格だった。

私立なので学費は公立よりはかかるが、私の場合インターンで半分くらいは返ってくる感じだ。

長くなってしまったので、フランスの大学院のシステムについてはまた別の記事で。


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