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読書感想

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本の要約や読んだ感想を紹介
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記事一覧

めげない力強さに心から応援したくなる『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』読んだ感想

「パン作りでお店が大繁盛、店舗も増えていくゲーム感覚の物語かな?」 そんな気持ちで、本書を手に取りました。 『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』 魔法使いの少女が作ったパンが、食べた人たちを、どんどん幸せにさせていく。 表紙のイメージで、ハッピーな展開を想像して読んだ僕はおどろきました。 「えっ? この物語、めちゃくちゃハードやん」 朝、焼き立てのパンの、幸せな香りのかけらもない事件から、物語ははじまります。 この記事は、『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』の感想で

仮面をかぶらない勇気!『魔女だったかもしれないわたし』の感想

冒頭のサメの話でおどろきました。 「サメには第六感があり、大気中の電気も感知できる」そうです。 どんな風に感じているのだろう? 僕たちが皮膚の空気感で、毎日の温度を感じるように、サメは日常に電気を感じているのでしょうか。 この記事は、『魔女だったかもしれないわたし』を読んだ感想です。 物語のネタバレを含みますので、これから読む予定の方はスミマセン。 ここから先は読まないようにお願いします。 『魔女だったかもしれないわたし』を読んだ感想本書を読んで、まず最初に「自

2023年6月の読書・鑑賞ログ

2023年6月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 「ありがとう」の教科書(武田双雲)感謝を習慣にして人生の幸福度を上げる方法が30個、紹介されています。 世の中には「自己肯定感を高めよう」という本がたくさんあります。 しかし、実際にその本を読んで「自己肯定感が上がった」という人は少ないのではないでしょうか? そんな方におすすめな本で、身の回りのなんでもない事に感謝する方法がたくさん紹介されています。 感謝を重ねることで、自己肯定感はそのうち満たさ

2023年5月の読書・鑑賞ログ

2023年5月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 カモメになったペンギン (ジョン・P・コッター、 ホルガー・ラスゲバー)問題を解決するために「どのようなチームを作り、取り組む順序はどうすれば良いのか?」を、ペンギンたちの物語で学べる本です。 本書は、組織改革をペンギンの世界にたとえて表現しています。 ある日、氷山観測が大好きなペンギンのフレッドは、観測結果から2か月後に氷山が崩れてしまうことを発見します。 このままでは、ペンギンたちの生活拠点が崩

自分の行動の理由に疑問を感じたら?【快適と不快の本質】

「なぜあの時に、それを選択したのか」 自分の行動なのに、理由がわからないときがありませんか? そんなときには、理由よりも「自分がいい方向に進むエネルギー」という視点でとらえてみます。 そうすると自分の選択を肯定しやすいので、おすすめです。 ちょっとスピリチュアルっぽい考え方ですが。 良くも悪くも過去は変わらないたとえば僕は小さい頃、絵を描くのが大好きで、いつも家で絵を描いてました。 過去の自分に対して「もっと勉強や外で体を動かしておいたほうが良いよ~」と言いたくなりま

2023年1月の読書ログ

2023年1月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。 敏感で考えすぎる人の心を守る 5つの処方箋: 頭のもやもやを取り除いて自分を救う思考術とは(やまね)生きづらさを取り除くための思考方法と行動が紹介されている本です。 個人的に今月読んだ中で一番のお気に入り本です。 この本を読んでから取り組んだことは、マイナスの気持ちを「スタッカート」でつぶやき、楽しみながら大地に吐き出すことです。 気持ちの便秘にならないように、うまく排出する方法は何かないかな?ばくぜん

2022年12月の読書ログ

2022年12月に読んだ本で、印象的だったものを記録します。 精神科医が見つけた3つの幸福(樺沢紫苑)日々の生活を良くしたい、実際にどういうことを行うと人は幸福を感じるのか?について紹介されている本です。 現代ではお酒やゲーム、スマホなど、「最終的に手に入れられる欲求」を、いきなり手に入れることができる。 本来ならば、セロトニンで安全欲求が満たされ、オキシトシンで社会的欲求が満たされたあとで手に入れられる欲求です。 だからこそ依存してしまうのかもしれません。 家を建てる

2022年10月の読書ログ

2022年10月に読んだ本とBrainで、印象的だったものを記録します。 14歳からの哲学(池田晶子)自分とは何か?死とは何か?考えることにひたすら向き合う本です。 著者は池田晶子さん。 タイトルが「14歳から」ですが、むしろ大人になってから読んだほうが良い気もします。 普段どれだけ答えのない謎を考えることをしていなかったのか気づきました。 3次元の物質世界だけでない次元があり、反対にあると思っていた時間は、本当はないのかも。 思考の宇宙旅行に行きたい方におすすめの本です

2022年9月の読書ログ

2022年9月に読んだ本とBrainで、印象的だったものを記録します。 読書の秋の、読みたい本を探している方のお役に立てると嬉しいです。 チームの生産性 (沢渡あまね)マンガ版で読みました。効率化とプロセス改善で、チームも個人も働き方が成長するサクセスストーリーです。 ダム好きな作者が、ダムカレーを食べながら作成したのかな?と読んでいて楽しくなってしまった。仕事の効率化で下記のようなテーマを扱います。 ・いつも何気なくやっている業務は必要なのか?無駄や改善の余地がない

2022年8月の読書ログ

いつも楽しく読ませて頂いている「こゆきさんのnote」より、毎月読んだ本の中から「10冊厳選で」紹介しているのを見て。 「良いなー」と思って、僕も真似してみることに。 数は10冊と決めずにBrainの教材も含めて、印象に残ったものをnoteに記録していきます。 読書の秋にそなえて、本探しをしている方のお役に立てると嬉しいです。 限りなく黒に近いグレーな心理術 (メンタリストDaiGo)日常生活のあらゆるところに、こっそり心理術は潜んでいる。 知らないうちに誘導されてい

5歳の子から学んだ【人生で大切なこと】ほら、こうやって生きるんだよ

こんにちは、マヨネです。 僕が5歳の子どもに教えられたことは「どれほど自分が同一人物か?」です。 なぜなら子どもはその瞬間瞬間の心の声が、そのまま気持ちと一致しているからです。 あなたは「心の中の自分」と「表向きの自分」は、同一人物ですか? 大人になると不思議とむずかしいですよね。 たとえば、子どもは将来なりたいものに制限を付けません。 褒められたときも素直に喜びます。 将来なりたいものに制限を付けない 子どもは将来なりたいものに対して、制限を付けません。

その質問のやり方はあってますか?質問を行動確認に変換しよう

質問するときには、質問を行動確認に変換することが大切。 理由は1つずつ許可を求めると、相手の時間をうばってしまうからです。 たとえば、上司を訪ねてお客さんが来店したときを想像してみましょう。 行動確認と質問、それぞれを比較します。 【行動確認バージョン】 お客さんが訪ねてきているので、一旦席に案内してお待ちいただいています。 要件は○○とのことです。どうしたらいいですか? →上司が回答 【質問バージョン】 お客さんが訪ねてきているのですがどうしましょう? →上司が回

もしもジャパネットが文章術を売ったら?どうなるのだろう【妄想】

たくさん記事を書いているのに、なぜ私の記事は読まれないのだろう。 そんな疑問を感じたことはありませんか? 今回ご紹介するのはこちら「ジャパネット文章術(仮)」です。 なんと!この文章術を使えば、読まれる文章が今日からすぐに書けますよ。 その秘密は、読まれる文章のパターンや例文を厳選して取り揃えているからです。 使用するツールは時代によって変わりますが、文章術は1つで何役でも使えます。 あなたの頭の中に描いている世界を、文字にさえできれば共感してくれる人が必ずいます

ToDoリストの箇条書きを辞めると、仕事効率が劇的にアップした

1日のやること「ToDoリスト」は、どのような書き方をしていますか? 僕は以前まで箇条書きにして書いていました。 しかし箇条書きを辞めて「朝昼夜の3つに分けて書く」と、仕事効率が劇的にアップしたのです。 箇条書きを辞めて「朝昼夜の3つに分けて書く」箇条書きは上から順番に実行していき、下に書いてあるものが未達成になりがち。 そして、重要度の高いことが下の方に書いてあると大変です。 朝昼夜の3つに分けた場合は、1日の中で適している時間帯に適しているToDoを行えます。