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自己紹介で気を付けておきたいのは「相手に質問させること」

自己紹介で1番アピールしたいことは詳細に話さない方が良いです。

その理由は、相手が聞きたいと思ったタイミングでアピールしないと、忘れられてしまうからです。


僕は学生のとき飲食店でアルバイトをしており、店長不在のときにお店を任されウンラカンタラ。

そんな経験から、自分で言うのもなんですが責任感が強いほうで・・・


聞いてもすぐに、反対の耳から抜けそうですよね。

では、相手に聞いてもらえる状況にするには、どうすれば良いのか?


その方法は「えっ?それってどういうこと?」と、相手に質問させる要素を入れておくのです。

質問されたら詳細に語っても、聞いてもらえます。




自己紹介で関心を持たれない人



先日参加したセミナーで、このようなことがありました。


セミナー開催までのあいだにグループ分けを行い、自己紹介をするというのです。


僕はゆりえもんさんきょんさんと、初めてお会いするAさんとのグループになりました。

4人の中で、初めましてはAさんだけです。


自己紹介をしたときの、Aさんの反応の違いがこちら。

・ゆりえもんさん「おうち秘書」→Aさん「おうち秘書?どういうこと?」

・きょんさん「東京なのに島」→Aさん「東京なのに島?旅行で行ったあの島かな?」

・Aさん「大阪まで自転車で行った」→みんな「えっ?なんで?」

・マヨネ「普通の自己紹介、簡単な経歴と今の仕事」→Aさん「反応なし」


みんな自己紹介に、相手から興味関心を持たれる要素をちりばめていて凄い。


僕も見習って、質問されるようなワードを考えておきたいです。

とはいえ、そんな関心を持たれるワード、考えるのってむずかしいですよね。




田中泰延さんの就活での自己紹介



24年間電通に勤めたコピーライター田中泰延さんの、こんな就活エピソードがあります。


就職の面接で「学生時代にやってきたこと」について「トラックの運転手」と、ひと言だけ答えるようにしていたのです。


えっ?トラック運転手?

ふつうは部活や勉強、バイトのことを話しますよね。

興味を持った面接官が、トラック運転手に関して質問してきます。


そこで初めて、夜間の大学に行っていて昼間はトラック運転手をしていたことを詳細に話したといいます。

しかも「興味を持ったのは相手だ」と考えると、楽しく話せますよね。


この話は田中泰延さんの本「読みたいことを、書けばいい。」で知りました。

他にも面白いエピソード満載ですので、気になったら読んでみて下さい。


今回は、「自己紹介で1番アピールしたいことは詳細に話さない方が良い」に気づいたお話でした。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。


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