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2024年 3月メモの書き置き(一部)

●AirPods、調子悪い

●「アンタのことはそれほどでも」
執着がすごいアンタのこと、それほどでもないよ
執着の愛も、狂気じみた愛も、認めるよ
でもね、嫌いだよ
ホラーだよ
その愛、余計なモノだよ
いらないよ
受け取らないよ

●夜が更けるごとに、明日が近づいていることに気付いては怯えている。
鼓動を感じては、ハチミツを溶かした白湯を飲んだ。
脈拍を感じては、時計の針に視線をズラす。

●私にはいつもメロディーは浮かばない。
浮かぶのは、言葉と文章だけ。
記憶を呼び起こしては、浮かぶ感情、言葉を紡いで文章化した。
まだ、それぐらいの力量しかなかった。
だからまだ、私はアーティストにはなれない。

●ねえ知ってる?
私とあなた、お互い特別なんだよ
忘られてないんだよ
頭から離れないんだよ
そういう、魔法がかかっているんだよ
またいつかどこかで巡り会えた時、
そしてまた互いに惹かれ合ったのなら、
その時はまた一緒になろうよ、

●光の加減からして、機体が傾いていることを知る。
少しだけ酔った。
窓の外はもう空だった。
宇宙と空の境目は、どこだろうか。
相変わらず、機内は暑いな
だから慣れない

●ゆらゆら揺れる
上がるごとに下がる、浮遊感。
あれはまるでジェットコースター。
その感覚が続いては脱いで膝にかけていた上着を抱きしめる。
移り変わる外の景色を観ずにはいられない。
真ん中の3人席の通路側
雲の中を駆け、
そして雲の水面から出た時
ラピュタの世界だった。

●私たちは今、雲の上にいる。
分厚い雲で覆われて青い空が見えなくなったその雲の、
上にいる。
分厚い雲の膜を破って上空へと向かうと、
そこはやはり晴れだった。
機内に西日が差し込む。
オレンジ色で、暖かい色味。
雲の上は晴れだった。
夕焼けが綺麗だった。
寝不足と移動と、接待疲れの影響で眠気がさらに増した。
ウトウトして何度か頭がガクンと落ちている。
気付いたら頭が左側に傾いていて、
隣の席の人と距離が近くなっている。
ハッと目が覚めては頭を垂直に戻した。
いい、夢を見ていた。
少しピンクがかった太陽が、
窓際の席の人を照らしていた。

●仮想空間への招待状

●仮想空間
人の手から人の手に、
と何かモノが直接的に渡ることが減った気がする。
物の貸し借りが減った、ということだ。
シェア、共有する手段は増え続けているというのに。

●ながらスマホで歩く少年がこちらに向かって歩いてきた。
直前でこちらに気付き、独特なステップを刻んでいる。
そのステップ、カッコ悪いからな

●食事が作業だと、今日初めて思った。

●私の頭の中にはもう既にアナタが存在していた。
仕事をしている時、
ご飯を食べている時、
接待で飲み会に行っている時、
電車に乗っている時、
朝起きた時、
夜眠る時、
アナタの顔が浮かんだ。
もう既にアナタのことで頭がいっぱいだった。

●ふと思った
サブスク解禁されている音楽をイヤホンで聴くと、
聴こえる音がそれぞれ違うが、
その音源はどのように分類されているのだろうか?
どういう設定?と聞くほうが正しいだろうか?
どういう音、メロディーが左耳から流れ、
どういう音、メロディーが右耳から流れるのだろうか。

●「幸せ」という言葉はそんなにも口にするものなのかな
というより、
言葉にするというか、
口にして言葉にするモノなのかな、
という問い

●これはまるで禁断の恋の物語みたいだ

●元彼にあった
懐かしい柔軟剤の香りがした
確か、こんな香りだったな
少し顔が太った気がする
「太った?」
「自分で前髪切ったの?」

●好き に理由なんてあるのだろうか

●人は、自分と「普通」の感覚が同じ人と共にするのかもね

●次の新幹線が来るまでホームの椅子に座りながら走り去る新幹線を眺めていた。
静岡駅に停車せずに走りすぎる列車も多かった。
ここからホームに落ちたらイチコロなんだろうなあ
なんてそんなことを考えていた。

●寂しい思いを押し殺して
音楽で押しつぶす。
そうやって孤独を消してきた。
写真も音楽も、言葉も人も、
全部全部罪だ。
憎いな、
でも恨めない
好きなんだよ、

●新幹線に乗るたびに思い出す、元カレのこと
ホームまで迎えにきてくれていた元カレのこと。
私が新幹線を利用する度にいつも必ず迎えに来てくれた元カレのこと。

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