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GOOD WAR TOUR 6.ぬーさんとプのランプ


フライヤーできました。かわいかろ。

この時期、ルサンチカの稽古場ニッキももう4年目だが、毎年かならずこれっていったいなんなんや、意味あるのか、意味のあるもの書けないもう辞めたい、と思う。
思って、でも始めたからには辞めることはできないし、じゃあどうする、誰が見てるでもなし、別にそんなに意味を求められるものでもないかまあいいか、と帰結する。

時間通りのはずなのに、なかなか集まらない。

今日は衣装協力をしていただくMILOUにて待ち合わせ。
衣装合わせを行う。いい感じです。

店内はクリスマス仕様。もしかすると年中そうなのかもしれないが。
これはサンタのファイティングポーズ。

今日は綾子さんが誕生日。
「自分の誕生日、どうでもよすぎて、でもこうやってお祝いしてもらうとうれしいもんやな」

綾子さんと私は同じ歳。

芸センに移動して、衣装を着て稽古してみる。
衣装に腕を通して、
「かわいいね、服が」
と綾子さんごきげん。
「ごめんな今まで貧乏で」と朗くん。
LOVE

3人とも柄物がよく似合う。

朗くん、「最近みんな俺たちの都合で生活してくれてる」。
この「みんな」って言うのはたぶん、世界中のみんな、だな。いい思い込み。

諸江さん何を考えているんでしょうか。

劇場にいるまをさん(とWILD THINGSに出演してくれた中條くん)から機構の動画がたくさん送られてきた。
人間ができている。
「稽古を見てくれてたからやね」と綾子さん。
「人間できてるで賞をあげよう」と朗くん。

オブザイヤーの時期だからね。

20分休憩して、20時10分00秒から通し。
「稽古の方が良かったね」と朗くんが言った。
どうしてかなあと考えてゆく作業。

二日間稽古に参加していなかったら、完成していて、けっこう変わっていて、とてもいい感じになっていた。
楽しみです。

「脱力は、全ての力を放棄しているように見える」と朗くんが言う。
力を込めて、武器を握って、戦っていきましょう。

稽古おわり、「できるかなあ、お芝居」と綾子さん。
「できるよ」
諸江さんが言った。

そのまま朗くんは東京へ。
いってらっしゃい、気をつけて。


稽古10回目
日時:2021年12月19日(日)
出席:河井、伊奈、諸江、渡辺、田中
場所:京都芸術センター 制作室12


本作は2021年2月に京都で上演された『GOOD WAR』のリクリエイションを行い、大阪と東京で公演を実施します。

『GOOD WAR』は、私たちが「あの日」と聞いて想像する争いと日常で構成されています。
私たちは生きている限り、これからも誰かと戦い続けなければいけません。現時点で戦っていなくても、生きている限りいつか争いに巻き込まれます。『GOOD WAR』ではいずれ来る「その日」と、過去にあった「あの日」との向き合い方を鑑賞者と共に考えるべく、だれかの「あの日」で集積された記憶のモニュメントとして演劇作品を立ち上げます。

GOOD WAR

原案 『よい戦争』(作:スタッズ・ターケル 訳:中山容 他 1985年7月25日出版:晶文社)
構成・演出 河井朗
ドラマトゥルク 蒼乃まを、田中愛美
出演 伊奈昌宏、諸江翔大朗、渡辺綾子
美術 辻梨絵子
音響 おにぎり海人、河合宣彦
照明 松田桂一
制作 金井美希
制作協力 (同)尾崎商店、黒澤健
衣装協力 MILOU
記録 田中愛美

日時・会場
2021年12月25日(土)〜12月26日(日)|こまばアゴラ劇場
2022年1月26日(水)〜1月30日(日)|クリエイティブセンター大阪 Drafting room(名村造船所跡地)
2022年2月10日(木)〜2月15日(火)|北千住BUoY


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